奇妙なデザインの戦車 TOP7

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7、ガスダイナミック地雷除去車

ガス1

ソビエト連邦の中戦車「T-54」の車体にMIG-15という航空機のジェットを取り付けた、ニコイチ的な戦車。

 

ジェットエンジンの強烈な風で地雷を吹き飛ばし除去する。

 

巨大な掃除機のノズルのように見えてしまうのは、私だけだろうか。

6、4輪装甲車

輪1

これはイギリスで開発1899年に開発された4輪装甲車である。

 

わずか1.5馬力のエンジンがついた4輪車にドライバー兼射手の頭と体を保護する装甲がついているだけだ。

 

とはいえ、これは戦闘するためのものではなく、偵察車両なので、最低限の装備があればよかったとされている。

 

しかし、これに乗って遠くまで行けるとも思えないし、前しか保護されていないので安心して偵察できるとも思えない。

5、トルトゥーガ装甲車

トル3

トルトゥーガ戦車は1934年にベネズエラでデザイン・製作された戦車だ。

 

トルトゥーガはスペイン語で亀という意味である。

 

見た目のとおり、内部からの視認性は最悪で換気機能もないに等しい。

 

攻撃は搭載されたマシンガンのみで、亀という名前にふさわしい防戦重視の戦車だと言える。

4、1K17スジャティエ

K4

この戦車は大砲ではなくレーザー砲を携える自走レーザー兵器システムと言われる戦車だ。

 

もちろん、SF映画のように惑星を破壊するようなレーザービームを発射するわけではない。

 

敵のミサイル、戦車や航空機などをレーザー光線で損傷させて無力化させるのだ。

 

この戦車はソビエト連邦が最重要機密事項として開発、試作されたもので、実戦で使用されたことはない。

3、クーゲルパンツァー

玉2

直訳すると「玉戦車」という意味のクーゲルパンツァーは1945年に満州にてソビエト軍が接収した。

 

ドイツ製であることはわかっているが、1基しか現存しておらず、だれが作ったのかは定かではない。

 

車両の両側に装甲と一体になったキャタピラがあり、車両背後に搭乗口と補助輪がある。もちろん一人乗りだ。

 

エンジンは単気筒の2ストロークエンジンで、そこまで馬力もないため、偵察機であると推察されている。

2、カーデン・ロイド豆戦車

カー1

イギリスの第二次世界大戦前に開発された豆戦車。速度重視の戦車として開発された。

 

ドライバーが車両から銃を発砲できるように、前面の装甲にビッカーズ・ベルチェー軽機関銃が備え付けられている。

 

頭丸出しで、前面しか守れない戦車に不安しか感じていないドライバーが不憫である。

1、ボブ・センプルタンク

ボブ1

第二次世界大戦中、オセアニア地域の国は日本軍によって占領されていった。

 

これに危機感を感じたニュージーランドも、自国防衛のために戦車開発の必要に迫られた。

 

しかし、ニュージーランドでは、車すら製造されていなかった。

 

そのため、民間用のトラクターをベースにトタン板を張り付けて、この戦車は作られた。

 

まさに張りぼてと言える戦車だが、幸運なことに実戦で使用されることはなかった。

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