信じられないトレーニングで自分を追い込むプロ野球選手5選

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楽天・福山博之選手

東北楽天ゴールデンイーグルスの福山博之投手は確固たる独自の信念で、自分を追い込むトレーニングをしました。

 

それは、長いシーズン期間中にコンディションを落として成績不振に陥ることがないようにという考えからでした。

 

福山選手は「一軍公式戦で70試合に出場するためには体調の管理が必要。

 

そのためには食べ物にあたったりすることのないよう、胃を鍛えることが重要」という独自理論を2017年のシーズン前に語っています。

 

この考えに基づいて、福山選手は生肉や生牡蠣を食べて徹底的に胃を鍛えました。

 

その結果、2017年には故障することもなく、貴重な中継ぎエースとして公式戦70試合に登板し、1億円プレーヤーになりました。

 

 

広島・新井貴浩選手

かつて広島に在籍していた現阪神の金本知憲監督が、自分に足りていない精神力を鍛えるためという理由で始めたのが護摩行です。

 

金本監督を兄と慕う新井貴浩選手は今でも毎年年初に護摩行をしています。

 

激しく燃え上がる炎の前で1時間以上読経するため、行を終えたあとの顔はやけどでもしたように真っ赤になります。

 

しかし新井選手は護摩行をすることで精神力が養われると信じています。

 

護摩行をトレーニングに取り入れたのは、90年代の清原和博が最初です。

 

DeNA・田中浩康選手

昨今は筋トレをトレーニングメニューに入れて、直接筋肉を鍛える野球選手が増えています。

 

DeNAの田中博康選手はそれだけでは物足りないと感じ、ヤクルトに在籍していた2011年オフに、独自のトレーニングを始めました。

 

それはバレエの練習です。バレエの動きは体幹とインナーマッスルを鍛えます。

 

柔軟性も高まり、野球にも役立つと感じた田中選手はストイックな食生活を続けながら、バレエに打ち込みました。

 

その結果、田中選手は筋肉質の身体に生まれ変わり、翌2012年には打撃力・守備力ともに向上し、ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しました。

 

田中選手は毎年シーズンオフになると積極的に異業種のトレーニングを取り入れています。

 

駅伝や陸上のコーチに弟子入りしたり、陶芸やヨガをトレーニングメニューに入れたこともありました。

 

オリックス・後藤駿太選手

オリックス・バファローズの後藤駿太選手はプロ2年目のシーズンを終えたあと、あまりぱっとしない打撃成績を向上させるため、まずは自分の弱点を探しました。

 

そして膝の使い方が上手くないことが問題だと思うに至りました。

 

そこで彼が始めたのはけん玉の特訓です。

 

玉を皿に乗せたり剣先に突き刺すとき、膝の屈伸を使って衝撃を和らげる必要があります。

 

後藤選手はけん玉を練習すれば、膝を柔らかく使えるようになり、打撃も向上するに違いないと思ったのです。

 

けん玉特訓の成果があったのか、入団3年目の2013年から後藤選手の出場試合数は激増し、打率も少しアップしています。

 

西武・森 友哉 捕手

埼玉西武ライオンズの森 友哉選手は2016年のシーズンオフに肉体改造に取り組んでいることを明かしました。

 

具体的な目標は3キロの増量で、そのための方法は、牛めしとカレーが一度に食べられる松屋のカレギュウを食べることでした。

 

カレギュウに最初からついてくる味噌汁の代わりに豚汁を頼むという意識の高い肉体改造法です。

 

ヤクルトの山田哲人選手はチーズバーガーを食べて5キロ増量しトリプル3を達成しました。

 

またDeNAの梶谷隆幸選手はどら焼きを食べて10キロ増量、同じくDeNAの国吉佑樹投手はロールケーキで増量したことを公表しています。

 

カレギュウで増量した森選手の活躍も期待されましたが、2017年はシーズン前に死球を受けて骨折してしまい、肉体改造の成果を見せることはできませんでした。

 

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