5、睡眠時間
コロンビア大学の調査によれば、睡眠時間が少ない人の肥満率は睡眠時間が多い人よりずっと高いものでした。
睡眠時間が少ないと食欲が湧くホルモンが増え、食欲を抑えるホルモンが少なくなるためです。
睡眠時間が5時間の人は、睡眠時間8時間の人と比べ、食欲が湧くホルモン量が15%多くなり、
逆に食欲を抑えるホルモンの量は15%少なくなるという実験結果をスタンフォード大学が発表しています。
寝不足になると体がだるくなり、昼間の活動量が減ることも指摘されています。
長く起きていても体を動かさないため、エネルギーの総消費量が減ってしまうのです。
なお、ウィスコンシン大学の調査によれば理想的な睡眠時間は7時間42分だそうです。
太りたくないから、今日はもう寝ようかなーってうそうそ!続きを行きますよ!
4、食生活
摂取するエネルギーが消費するエネルギーより多いと、余分なエネルギーは脂肪として体内に蓄えられることになります。
当然と言えば当然なのですが、摂取カロリーが多くなるほど太りやすいということです。
ヘルシーなイメージがあるものでも、意外に太りやすいものがあるので、そういったものは避けた方が良いでしょう。
例えば、サラダはヘルシーだからたくさん食べてもOK
なんて思ってドレッシングをかけたサラダを食べてしまうと
ドレッシングに含まれる高カロリーな脂質を摂りすぎてしまいます。
また、米やパンなどの炭水化物です。自分でも気づかないうちに食べ過ぎて、カロリーオーバーになりがちです。
おかずの少ない食事は肥満の元ということです。
3、食べ方
相撲の力士さんたちは体格を大きくするために朝ごはんをあまり食べません。
私たちの体は長い間隔を空けて食事をすると、体は将来の飢餓に備えてできるだけ栄養を貯めこもうとします。
つまり、食事と食事の間隔が長いと太りやすくなるということなのです。
また遅い時間の夕食も太る原因になります。
食べたものが消化されないうちに就寝すると、翌朝食欲が出ないため、朝食を抜くことになりますます太りやすくなります。
もうひとつ、太りやすくなる食べ方は早食いです。脳が満腹を理解するのは食事をはじめてから20分後だと言われています。
早食いをすると、脳がもう食べなくていいと判断するまでのうちに、食べる必要のない分まで食べてしまいます。
そのため、早食いを続けていると、胃がどんどん大きくなって満腹を感じる食事量も増えてしまうのです。
朝食を食べない、夜遅くに食べる、早食い、この3つの食べ方は太りやすい食べ方なので注意しましょう。
2、無理なダイエット
無理なダイエットも太りやすい体質になる原因のひとつです。
過度な食事制限をすると脂肪だけでなく、筋肉の量も減って、基礎代謝が下がってしまいます。
また食事制限をしていると、脂肪を蓄えやすい体質になってしまいます。
体が飢餓の危険を感じて、できるだけエネルギーを体内に貯めておこうとするからです。
つまり、食事制限を解除した後は栄養を吸収しやすくなっているので普通の食事量でも太りやすくなっているのです。
無理なダイエットをしてやせたとしても、厳しい食事制限をやめた途端にリバウンドするのは、こういったメカニズムからです。
食べ過ぎないことは健康につながりますが、過度な食事制限は逆効果ということですね。
1、運動不足
運動の習慣はエネルギー消費を増やし、脂肪の燃焼を促します。
忙しくてジムに行く時間がないという人でもちょっとした習慣の変化だけでも太りにくくすることが可能です。
例えば一駅分歩いたり、エレベーターやエスカレーターを使う代わりに階段を登り降りするだけで、エネルギー消費はかなり違ってきます。
健康に必要な1日の歩数は8000歩といいます。
これだけ歩くには1時間以上掛かりますが、5分・10分というように小分けにすれば、毎日達成可能な歩数です。
有酸素運動は小分けにしたら効果がないと思われがちですが、小分けでも効果があるという結果が出ているそうです。
5分の運動でも積み重ねれば、効果はでるので、マメに歩く習慣をつけると太りにくくなりますよ。
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