5、ケンタッキー 肉の雨事件
1836年3月3日の アメリカ、ケンタッキー州バス郡ランキン地区でとても不思議な現象が起きました。
それはこの地区の一角に、数分間に渡って肉片が空から降ってくるというものです。
肉の種類は羊肉だったという説もあれば鹿肉だったという説もあり、さらには熊の肉だったと語る人もいました。
残された肉片を検査した結果、人間の子供の肺や軟骨組織であることがわかりました。
成分はわかりましたが、なぜ肉片が降ってきたのかは謎のままだそうです。
地元の住民たちの間では、ハゲタカが肉を吐いて落としたという説が信じられています。
ハゲタカは1羽がものを吐くと、まねをする習性があるといいます。
1羽が何らかの理由で肉を吐くのを見て、一緒にいた仲間のハゲタカも次々にくちばしの肉を吐いた為、雨のように降ってきたと言われています。
4、D.B.クーパー事件
1971年11月24日、ポートランド発シアトル行きのノースウェスト航空ボーイング727がハイジャックされました。
実行犯は乗客を装って機内にいたダン・クーパーと名乗る男でした。
男は所持していたダイナマイトを見せ、客室乗務員を人質にして要求を突きつけたのです。
男が要求したのは現金20万ドルとパラシュートでした。
緊急着陸地で乗客・乗務員と引き換えに要求されたものを乗せて飛行機は再び離陸しました。
そして飛行機がポートランド郊外を飛行している最中、男は現金を抱えたままパラシュートを使って飛び降りたのです。
当然、すぐに追跡を試みましたが、必死の捜索もむなしく男の行方はいまだに不明です。
奪われた現金の一部は河原で見つかりましたが、犯人逮捕にはつながりませんでした。
く単独犯で要求をすべて手に入れ、パラシュートで大胆に逃亡に成功という映画のような話であることから、アメリカで最も有名な未解決事件と言われています。
3、Wow!シグナル
1977年8月15日、アメリカ、オハイオ州立大学の電波望遠鏡が奇妙な電波信号を受信しました。
地球では使われない信号であったため地球外生命体が送ってきたものかもしれない、と言われています。
電波観測をしていたジェリー・R・エーマンは興奮して、観測結果を印刷した紙にWow!と書き込んだため、Wow!シグナルという名前で知られています。
信号は、いて座の方から来たもので、72秒間で途切れました。
それ以後何度大規模な観測をしても二度と同じ信号を受信することはできていません。
エーマン自身も一時は、Wow!シグナルは技術的ミスだったに違いないと弱気になりましたが、
多くの専門家は地球外生命体の存在を証明するために今なおWow!シグナルの観測を続けています。
この謎が解明できれば、地球外生命体との交信ができるのではないかと期待されています。
2、鉄仮面
太陽王ルイ14世治世の1670年ころ、フランス辺境地の監獄に一人の政治犯が送られてきました。
この囚人は1703年にパリのバスティーユ監獄で死ぬまで、いくつもの監獄を転々としましたが、彼を監視していたのはいつも同じサン・マールという監獄長でした。
それだけでも奇妙ですが最も奇妙なのは、この囚人がいつも布のマスクで顔を隠していたことです。
人前でマスクを取ることは許されておらず、彼を世話していた看守も囚人の本当の顔を知らないほどでした。
その噂はすぐに広まり、この囚人は巷で鉄仮面と呼ばれるようになりました。
マスクを取ることは死ぬまで許されず、1703年11月19日に死亡しました。
鉄仮面の正体について、貴族やフランス軍の元帥など様々な憶測がなされてきましたが、真相はいまだわかっていません。
1、マックス・ヘッドルーム事件
1987年11月 アメリカのシカゴで、夜のニュース放送中に番組が乗っ取られる出来事がありました。
10秒程度の短い時間でしたが、マスクを被りサングラスをかけた男の映像が脈絡もなく番組を遮ったのです。
男のモデルはBBCがCGで制作したバーチャル司会者「マックス・ヘッドルーム」でした。
この時点ではニュース司会者も小さな放送事故と認識する程度でしたが、
2時間後のドラマ放映中に再びマックス・ヘッドルームが現れたことで、意図的なテレビジャックであることが明らかになりました。
その時は1分以上にわたってナンセンスなパフォーマンスを披露しました。
この電波ジャックは全米で話題になりFBIも捜査をしましたが、有力な情報もなく犯人が捕まることはありませんでした。
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