5、ルディ・ガリンド

ルディ・ガリンドさんは80年代から90年代にかけてのアメリカのフィギュアスケート選手です。
シングル競技とペア競技の両方で成績をあげていた選手で、
ペアのパートナーはアルベールビル・オリンピックで金メダルを獲得した日系3世のクリスティー・ヤマグチさんでした。
1996年、カナダのエドモントで開催されたフィギュアスケート世界選手権でのことです。
ルディさんは、この大会が始まる前に行われたインタビューの中でゲイであることを告白しました。
その後、大会では男子シングルの銅メダルを獲得。しかしその年に27歳の若さで引退を発表しました。
これとほぼ同時期にHIVの検査を受け、陽性だったことを公表したのです。
現在の彼は48歳でまだ存命です。サンディエゴで子供たちにスケートを教えています。
みなさんごきげんよう。赤ちょうちんの居酒屋が好きなんですが一人で入る勇気はないメイです
4、グレゴリー・ローガニス

グレゴリー・ローガニスは往年のアメリカの飛び込みの選手です。
オリンピックでは、モントリオールで銀メダルを獲得し、ロサンゼルス・ソウルと2大会連続で金メダルを獲得しました。
世界選手権でも3大会連続で金メダルを獲得した名選手でした。
1984年には、その年最も活躍したアマチュアスポーツ選手に送られる「ジェームズ・サリバン賞」を受賞しています。
彼がゲイであることをカミングアウトしたのは1994年で、さらにその翌年HIVに感染していることを公表しました。
彼がHIVに感染していると診断されたのは、1988年のことでした。
ソウルオリンピックが開幕するよりも前のことです。HIV感染の事実を隠してオリンピックに出場していたことが物議をかもしました。
というのも彼は飛び込みの際に飛びこみ板(ばん)に頭を打ち外傷を負ってプールに着水したからです。
同時に参加した選手たちが感染したのではないかと恐怖のどん底に落ちたそうです。
しかしながら、ごくわずかの血液だったこと、塩素の殺菌作用によってウイルスが殺菌されたことにより感染者はいませんでした。
彼は現在58歳で、ゲイやHIV感染者の人権活動などで活躍しています。
3、チャーリー・シーン

映画『プラトーン』や『メジャーリーグ』に出演した俳優チャーリー・シーンは私生活が乱れている人で、今までに数々のトラブルを起こしています。
コカイン吸引で入院したり、妻を虐待したりして、何度も逮捕されています。
彼がHIVに感染している事実を公にしたのは2015年です。本人がその事実を知ってから4年後のことでした。
それまで彼はこの事実を知った人の口を塞ぐため、1000万ドル支払ったと言っています。
また、彼からHIVを移されたとされる女性複数人が裁判で彼を訴えています。
彼自身は、感染がわかった後はコンドームを使用していたと語っていますが、真相はまだ不明です。
現在も投薬しながら俳優活動を続けています。
2、ダニー・ピンタウロ

1983年に発表されたスティーブン・キング原作のホラー映画『クジョー』でトレントンの息子のタッド・トレントンを演じていたのが俳優のダニー・ピンタウロです。
1976年生まれのピンタウロは1997年にゲイであることを公表し、2014年に男性と結婚しています。
彼が自らのHIV感染を公表したのは2015年のことです。
本人の説明によれば、2003年に危険なオーラルセックスをしたことが原因だということです。
1、マジック・ジョンソン

彼がHIVに感染したことに気づいたのは1991年のことでした。
生命保険に加入しようとして健康診断を受けたときに、感染の事実が分かりました。感染ルートは分かっていません。
その年に引退とHIVであることを発表しました。
その翌年のバルセロナ・オリンピックでは、ドリームチームの一員として再びプレーし金メダルを獲得しています。
その後マジック・ジョンソンは、幅広くビジネスを進めるかたわら、
エイズ問題に関係する会議に参加したり、エイズに関する啓蒙活動にも力を入れるようになりました。
感染を発表してから27年たちますが、彼は今でも元気に暮らしています。
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