5、合鍵狙い
空き巣が合鍵を使って家の中に侵入するケースはそれほど多くはありません。
しかし、その被害件数は毎年少しずつ増えています。
合鍵がポストの中や植木の下に隠されている可能性があることを空き巣は知っています。
家族の誰かが鍵を隠したり取り出すところを見られないともかぎりません。
現在では鍵に刻まれた番号がわかれば合鍵を作ることもできます。
鍵の画像から番号を割り出し合鍵を作って、住居侵入した犯罪者もいます。
SNSなどでうかつに鍵の画像などを絶対にアップしないように気を付けてください。
鍵を使わないスマートキーや番号式のカギであれば、このような手口による空き巣の侵入を防ぐことができます。
みなさんこんにちは!
いつも財布をどこに置いたか忘れてしまうマインです…はぁ。気を取り直して
それでは続きをいってみよ!
4、ピッキング
鍵を使って施錠・解錠するドアは、鍵の代わりになるもので開けられてしまう可能性があります。
鍵以外のもので錠ジョウを開ける技術のことをピッキングといいます。
ドライバーに似たピッキングツールがあれば、プロに開けられない錠はほとんどありません。
ピッキングツールの所持・携帯・販売は日本の法律で禁止されていますが、針金や安全ピンなどの代用品でもピッキングは可能です。
そもそもピッキングツールは、それほど複雑な器具ではないので、プロの空き巣なら自作ツールを持っているかもしれません。
このことはつまり、鍵穴があるかぎりピッキングの被害にあう可能性があるということです。
ピッキングされることを予防する方法としてはシリンダー錠や電子錠を使うことが考えられます。
3、サムターン回し
ドアを内側から施錠するときに回すつまみをサムターンと言います。
このサムターンを外から開ける手口をサムターン回しと言います。
ドアの外側から手動ドリルで静かに穴を開け、特殊な工具でサムターンを回します。
新聞受けのすき間から工具を差し込んだり、ドアスコープを壊して、ドア裏側にアクセスする場合もあります。
住人が寝静まった時間を狙って泥棒はこの方法で家の中に入ってきます。
サムターン回し防止用グッズが多数売られていますので、こういったもので対策をしましょう。
2、無施錠狙い
空き巣が侵入する手口でかなりポピュラーなのが無施錠住宅への侵入です。
マンションでは最も被害が多い侵入手口です。
ほんの少しの時間だからと施錠しないで外出すると、空き巣に入られる可能性があります。
また、忘れがちなのが風呂やトイレなどの小窓です。
開けっ放しにして外出すると、その間に空き巣に侵入されることがあります。
二階の窓も要注意です。塀からひさしにのぼって、二階の窓に辿り着く空き巣もいます。
マンション高層階に住んでいるからといって窓を開けっ放しにして外出するのも危険です。
屋上から降りてきて、窓やベランダから家の中に侵入するのは空き巣の常套手段です。
1、ガラス破り
警視庁管内の一軒家の空き巣被害で最も多いのがガラス破りです。ガラス破りの方法は大きく3つに分けられます。
最も単純な手口は「打ち破り」と呼ばれます。ハンマーなどでガラスを割って、ガラス戸の鍵を開ける方法です。
大きな音がするので、周囲に気づかれる可能性がありますが、空き巣は人が来るよりも前に仕事を終えて逃げてしまいます。
もう一つの方法は「こじ破り」です。マイナスドライバーを窓枠に何度も刺すと、ガラスにヒビが入り、音を立てずにガラスに穴を開けることができます。
最近注目されている手法が「焼き破り」です。バーナーやライターの火で熱してガラスに穴を開ける方法です。
普通のガラスであれば、数十秒バーナーで熱せられれば割れてしまいます。
ガラスに貼る防犯フィルムも販売されていますが、ガラス割り対策としては十分ではありません。
とくに「焼き破り」対策はセンサーをガラスに取り付ける以外に有効な対策がないのが現状です。
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