・セレブのお泊り
アイアンマンでお馴染みのロバート・ダウニージュニアは、昔、薬物中毒だったことで有名だ。
1995年、ロサンゼルス。ロバートはコカインでハイになって11歳の女の子の部屋で倒れていた。
ダウニーはハイになりすぎて、まったく知らない人の家に玄関から侵入し、子供部屋のベッドに倒れこんでしまっていたようだった。
ロバートを発見した家主は警察に連絡、当然、住居不法侵入の容疑で逮捕された。
・尿かけ男
ゲゲゲの鬼太郎に「砂かけばばあ」という砂をかけてくる妖怪がいるが、この男は言うなれば「尿かけ男」だ。
この男は軽自動車から人々に尿をかけた容疑で捕まった。1回だけではなく10数回やったそうだ。
徒歩や自転車に乗った女性に車でゆっくりと近づきプラコップに入れた尿をかけるのだ。
逮捕後に、この男は「何度かやっているうちにやみつきになった」と話している。
・バナナ男
何かを食べたい欲求を止めるのは難しい。この男はバナナを食べたいという欲求が止められなかった。
彼はガソリンスタンドの入り口に車を衝突させ、周りが驚いている隙にたった一本のバナナを盗み、普通に食べた。
そして衝突させた車に乗り込み何事もなかったように走り去っていったのだ。
・脱シャバ男
ジェームス・デフォーは不法侵入で捕まっていたが刑務所には送られず、更生施設の精神科に送られた。
男に何をしたのかと尋ねると「刑務所に侵入しようとした」と言った。
デフォーは母親を亡くしたショックから精神的に不安定となりアルコールを過剰に摂取していた。
そんな生活から抜け出すために刑務所に入ろうと不法侵入を試みたのだ。
刑務所から逃亡する人はいたかもしれないが、現実から逃亡して刑務所に入ろうとしたのは初めてのケースだろう。
・鬼嫁の恐怖
アンソニー・リバーはペンシルバニアの銀行に、弾の入っていない拳銃を持って強盗を試みた。
彼は非常に落ち着いた状態で銀行員を脅すこともせず、金を奪い逃走した。その姿は金が欲しいようには見えなかった。
警察が男を逮捕し、この男がなぜここまで冷静に銀行強盗できたのかが明らかになった。
ミラーには別れるなら自殺をすると脅してくる怖い妻がおり、この妻から逃れるには刑務所に入るしかないと考え、銀行強盗を犯したのだった。
・飛んで火にいる夏の虫
フロリダ州に住む、この10代の少年は覚せい剤の売人になったが、このビジネスには向いていなかったようだ。
この少年は商売を携帯で行っていたが、ある日、顧客に掛けたつもりが間違った番号に電話をかけていた。
しかも間違った電話先は警察官。
電話を受けた警察官は、機転を利かせて顧客を装い、少年と待ち合わせをし、逮捕した。
飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのことだ。
・催眠強奪
サダムフセイン似の身元不明の男による未解決の銀行強盗事件がある。
この強盗犯は強盗なのに、他の人と同様におとなしく銀行の受付に並び自分の番を待った。
自分の番になった男は、銃も使わずに銀行員から多額の金を難なく奪った。
彼が用いたのは催眠術で、銀行員はその時の記憶が全くないという。
この出来事はこれまでに何度か起きており、今も犯人は捕まっていない。
・3兆6000億円
チャールズ・レイ・フーラーは地元の銀行に行き3兆6000億円相当の小切手を現金にしようと試みた。
子供銀行ならまだしも、現実世界でそれがうまくいくわけがない。
銀行員は360億ドルの小切手を見た瞬間に、偽造の疑いで警察に通報。
彼は1銭の現金も手に入れず逮捕された。
・クリスマスツリー飾り男
薬物乱用の容疑で逮捕された経歴のある44歳のテリー・トレンツは、懲りずに脱法ハーブのバスソルトを乱用していた。
テリーは、その日もバスソルトを使用し、オハイオ州の民家に侵入した。
人の家にも関わらず、リビングルームのテーブルでキャンドルに火をつけ、テレビを見ながらゆったりとクリスマスツリーの飾り付けを楽しんでいた。
そこへ、住人の11歳の男の子が帰宅し発見される。すぐさま警察に通報され御用となった。
・死のカンチョー
エンジェル・ミッシェルは偶然ではあるが弟を死なせてしまったために殺人罪で逮捕された。
逮捕の日、ミッシェルは壊れたヘッドライトの車を走らせていたところを警察に止められた。
このとき、ミッシェルは薬物を持っていた。彼は過去に何度も薬物で捕まっている。
そのため、また捕まったら長い刑期を受けるのではないかとパニックになり、薬物を弟のお尻の穴に隠した。
弟は薬物へのアレルギー反応で1時間後にパトカーの後部座席で急死してしまった。
その後、検死などを経て、兄のミッシェルが逮捕されたのだった。
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