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実際に行われた正気ではない実験5選

5、魂の重さ

1907年ダンカン・マクドゥーガル博士は入院している瀕死の結核患者が横たわるベッドの重さを測ってある仮説を検証していた。

 

それは、「人間には魂があり、それには重さがある」という説だ。

 

彼は、この仮説を検証するため6人の人々の生前と死後の体重を測定した。

 

その結果、人が死んだ直後、生前より21グラム軽くなるという結論を出した。

4、ホムンクルス

パラケルススは1500年代の医師・錬金術師でホムンクルス、いわゆる人造人間を作る実験をしていた。

 

彼の著作によれば、蒸留器に人間の精液を入れ、40日密閉し腐敗させると、人のようなものができるという。

 

それに毎日人間の血液を与え、馬の胎内と同じ温度で40週間保存すると人間の子供ができるそうだ。

 

幸運な事に、この実験の成功例は報告されていない。

3、象にLSDを使用

1962年、研究者たちはオクラホマ動物園にいたインドゾウのタスコにLSDを投与する実験を行った。

 

人間への標準投与量のおよそ3000倍に当たる300mg近いLSDがタスコに注射された。

 

注射されると、タスコはすぐに倒れ、投与後2時間経たないうちに死亡した。

2、双頭の犬

1954年、ウラジミール・デミコフというロシア人科学者が狂気の実験を行った。

 

それは、生きている犬にもう1つの頭を移植して、頭が2つある犬を作るという実験だ。

 

彼は、人間の心臓移植などの臓器移植を研究していたために、このような実験を行った。

 

一応、この実験は成功し、2匹の頭は飲んだり食べたりすることもできた。

 

しかし、組織が拒絶反応を起こし、数か月で死亡してしまった。

1、猿の頭の移植

犬の頭を2つにする手術に影響を受けたロバート・ホワイト博士が1970年に猿の頭の移植を試みた。

 

手術は何度も成功し、最長で8日間生きたという。ただし、五感はあるものの、頭から下は動かすことができなかった。

 

2016年、イタリアの外科医博士セルジオ・カナベーロも同様に、猿の頭部移植を成功させた。

 

セルジオ氏は今後、ヴァレリー・スピリドノフという体の自由が利かない男性の頭部を健康な体に移植する手術を行う予定だという。

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