みなさんごきげんよう メイです。テレビ東京と言えばなんでも鑑定団」この番組の最高金額ランキングをご存知ですか?
知らないという方は、概要欄からぜひご覧ください。
湾岸戦争開戦

1991年1月、湾岸戦争が開戦しました。
34ヵ国の諸国が多国籍軍を編成するほどの戦争で、日本でも大きな騒ぎになりました。
しかし、テレ東では「楽しいムーミン一家」「三つ目がとおる」と通常運転で放送。
それだけでなく、なんと高視聴率までたたき出したのです。
もちろん大きな出来事の報道も大事ですが、一時の気休めというのも大切ですね。それが高視聴率として現れたのでしょう。
この時から、テレビ東京の伝説は始まりました。
阪神淡路大震災

1995年に発生した阪神淡路大震災。地震発生が早朝だったこともあり、朝からどの局も特番でした。
テレ東はというと…「ムーミン」「ゲーム王国」「愛ラブSMAP!」「開運なんでも鑑定団」…相変わらず通常運転です。
でも、地震についての番組を全くやっていなかったわけではないようです。
ではなぜ、このようなイメージが定着してしまったのでしょうか。
もとよりテレ東は、大きな番組を続けると、すぐ赤字に陥るほどの少人数で低予算の局。
長時間の特番を続ける余裕なんてなく、身の丈にあった放送を続けていました。
大きな事件や災害があると特番を組むのですが、やはり予算上、続けるのが困難になっていく。
ですから他局が特番を続けているなか、一早く通常運転に戻っていたというわけです。
また身の丈にあった放送を続けることにしました。しかしその決意が、次々と伝説を生んでいったようです。
地下鉄サリン事件

阪神大震災から間もない1995年3月、地下鉄サリン事件が起きました。
オウム真理教が起こした、日本史上最悪の無差別テロ事件として語り継がれるであろうこの事件。
当然、テレビ各局は急きょ番組編成をして緊急生中継などの特番を放送しました。
しかしテレ東だけは、アニメの「ムーミン」を再放送…
一応、特番を組んだのは組んだのですが、他局に比べてその時間が短かったのでしょうか。
他局がまだ事件の番組を放送しているところ、「ムーミン」を放送していたので、未だに語り継がれているようです。
ニューヨーク同時多発テロ

9.11のニューヨーク同時多発テロです。
飛行機がビルに突っ込むという大変ショッキングな映像が何度も何度も放送されました。
各局緊急特番を放送するなか、テレ東は、温泉番組を放送。
それも人妻。他局とのギャップが凄いですね。
どんなことがあっても常に通常運転なんですね。
立てこもり発砲事件

2007年に愛知県で起きた事件の時、いつもの伝説的なスルーだけでなく奇跡的な一致があり、ネット上が騒然としました。
この時も各局は生中継。当然のこと過ぎて言うのもなんですがテレ東は通常運転。
アニメ「銀魂ぎんたま」が放送されていました。しかも内容が、「立てこもり事件」のネタだったという奇跡。
このアニメはご存じのとおり、ギャグ満載です。他局では立てこもりの緊迫した状況を放送。
一方テレ東はそれを笑いに変えた銀魂。
何十年も独自路線を貫いてきたからこそ、訪れた奇跡といえますね。
東日本大震災

ネット社会になったこともあるのか、この時のテレ東の対応には大きな批判が集まりました。
この時もテレ東は地震発生翌日の23時55分からアニメ放送を再開したのです。
これまでは、そこまでの批判はなかったのですが未曽有の大災害だったこともあり、クレームが殺到。
しかし当時の雰囲気からか、アニメ放送再開に「精神的に和らいだ」との声も。
各局では、どこも地震の痛ましさや被害状況を大々的に報道していました。
それだけに、こうした放送が 心にほんの少しの安らぎをもたらしてくれたようです。
酒井法子謝罪会見

元国民的アイドルが40日ぶりに保釈され、謝罪会見を開くという事で日本中が注目していました。
これも他局とテレ東で、なかなかのアンバランス具合でした。当然他局は、謝罪会見を中継。
テレ東は、当時子供に人気だった「ピラメキーノ」を放送。
内容は「臭いおならをしたら正直に謝ろう」といったもの。
どちらも謝罪系ですが、やっちゃったことのギャップが・・・。なんかもう、いろいろと凄いです。
北朝鮮のミサイル発射

実はこの時、テレ東ではニュース番組が流れていましたので、そのままミサイルについての報道をしています。
いくらなんでも、アニメに切り替えなんてしません。しかし!一足早く終了させ、アニメ「けものフレンズ」を放送。
やっぱりテレ東でしたね。でもそれも周りが騒いでいるだけで、実はテレ東にとってはこれが普通なのかも?
いずれにしても、こうしてテレ東は伝説となったのです。
最近のコメント