5、鹿島屋(かじまや)の埋蔵金
1963年、東京都中央区新川の日清製油本社ビルの改築工事が行われた際に埋蔵金が発見されました。
埋蔵金は数千枚の小判や金貨で、その価値は現在で10億円にもなるといわれています。
調査の結果、このお金は江戸時代の酒問屋(saka)「鹿島屋」の9代目当主・鹿島清兵衛(かじませいべい)のものだということが判明します。
なんでも幕末から明治に変わる頃に、幕府の御用金から逃れるために埋めたのだそうです。
そのことが清兵衛の実の弟の手記に書き残されていたため、これらの小判は鹿島屋の祖先のもとに返されました。
4、ホクスンの財宝
1992年11月16日、イギリスのホクスン村でピーター・ワットリングという農家の男性がハンマーを失くしてしまいました。
そこで友人のエリック・ローズに金属探知機を持ってきてもらい、ハンマーの捜索をしました。
すると、探知機が反応したので地面を掘ってみると装飾が施された箱が発見されました。
そこには、金銀銅のコインと貴金属が収められていました。
後の調査でローマ時代のお金だったことが判明し、大英博物館が買い取ることになりました。
その金額は現在のレートに換算すると4憶7000万円もの値段にもなります。
お金はハンマーを失くしたピーターと金属探知機を持ってきたエリックとで山分けをしたそうです。
3、スタッフォードッシャーの財宝
2009年7月5日当時55歳で無職のテリー・ハーバートは18年間続けている金属探知機を使ったお宝探しをしていました。
その日イギリス・スタッフォードシャーで耕作地を探索していた彼は、反応を頼りに200個ほどの財宝を見つけます。
その後、すぐに警察に連絡し、土地の所有者の許可を得てさらなる探索を続けました。
すると金銀、宝石を使用した装飾品があれよあれよと出土し、合計3500個以上も発見されました。
それらの宝飾品に使用されていた金は5キロ、銀は2.5キロもありました。
これらはおそらく7世紀前後に存在したアングロサクソンの王国のものだと考えられています。
およそ4憶9000万円ほどの値段でバーミンガム博物館とポタリーズ博物館が購入し、両者で展示されています。
2、海賊の財宝
2014年、スコットランドの南西部の教会で当時50歳のデレク・マクレナンさんという男性が財宝を発見しました。
その財宝は西暦1000年前後のヴァイキング時代のもので、金や銀を使用して作られていました。
これらの財宝はスコットランドの歴史を知るうえで非常に重要なものとされ、3億円もの値段がつけられました。
スコットランド国立博物館が募金を集め、この財宝を購入予定だそうです。
1、寺院に残された財宝
2011年6月、インド・ケララ地方にあるスリー・パドマナーバスワーミ寺院で財宝が発見されました。
30キロ以上の金で出来た仏像や、ダイヤモンド、エメラルドなどの宝石や金や銀で出来た装飾品が150年以上も閉ざされていた寺院の地下室から発見されたのです。
これらの財宝はなんと1兆6000億円もの価値があると言われていて、美術品などを合わせると4兆円もの価値があると見込まれています。
これらの財宝は地下にある4つの部屋から見つかりましたが、まだ2つ、未開の部屋があるそうです。
その部屋には、古代インドに存在したという空飛ぶ宮殿「ヴィマナ」が眠っているのではないかと噂されています。
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