・コーリンとクリスティン・ウェア
スコットランド人の、コーリンとクリスティン・ウェア夫妻は、「ユーロミリオン」と呼ばれる宝くじに当選。
2011年に250億ドルの賞金を獲得した。当時、夫妻は病気で失業中だったという。
賞金の一部は、二人の子供たちの将来のために使い、地元の為にも寄付をし続けているという。
2015年経営難となっていた、サッカーのスコットランド・プレミアリーグのパーティック・シスルに資金援助をし、株主として就任した。
「子どもの頃から、ジャグス(パーティック・シスルの愛称)のファンだった。クリスと私は、経営危機にあるクラブのサポートができて嬉しい」と言っていた。
・アレンとバイオレット・ラージ
カナダのアレンとバイオレット・ラージ夫妻は、2010年に11億ドルの賞金を獲得した。
自分たちは必要なものは、全て揃っていると考えた夫妻は、手元に20万ドル残した以外は、家族、友人、病院、教会、慈善団体などにすべて寄付をした。
このような決断をしたアレンは「最初から、大金を持っていた訳ではないのだから、使うのに惜しいとは思わない」
バイオレットは「2人が一緒にいられるだけで幸せ。」と答えた。
妻のバイオレットは癌と闘病中で、副作用で毛髪が抜け落ちてしまっているが、吐き気はないので自分は幸運だと語っている。
「人生はお金ではない」という事を、彼らは証明してくれたようだ。
・レス・ロビンス
1993年アメリカのウィスコンシン州に住む、中学校の英語教師レス・ロビンスは、「パワーボール」という宝くじに当選。
「パワーボール」史上で最高額の110億ドルを獲得した。
教師であるレス・ロビンスは、当選金額のほとんどを子供の為の「ディキャンププログラム」に使用。
デイキャンプは、遊びの中で子供たちが自立し、普段の学校では行わない事を通して、新たな分野で価値観や創造力を見出すもので、この素晴らしいプログラムは20年経った現在でも続いている。
・ジム・ダンシ―
2009年、ミシガン州に住むジム・ダンシ―は、宝くじの当選金額すべてを動物園に寄付した。
賞金は1万ドル、当時のレートでおよそ95万円。1万ドルとはいえ、普通に考えれば大金だ。
動物園側は、ジムの動物を思う優しさに感謝をした。彼も「地元の動物園に対して貢献できたことを誇らしく思い、良いことをした」と話していた。
・ジムとキャロライン・マカラー
総額380億円、メガミリオン史上最高当選額の賞金を獲得したのが、アメリカ・ワシントン州の小さな町に住んでいたジムとキャロライン。
当選者は2名おり、その半分190億円の賞金を獲得した。
彼らは、自家用ジェットを買って世界を飛び回るようなことをするのではなく、次の世代の家族にお金を残そうと決めた。
彼らの子供と、孫たちのために信託基金を設立。そのほか慈善事業に寄付をしたが、いまだに数百万ドルの賞金が手元にある。
彼は、当選金の使い方がスマートであることから、”最も賢い男”として評価されている。
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