・グアテマラ
1990年代に入り急増してきた巨大穴、通称「シンクホール」
この現象は石灰岩が多い地盤で、その石灰岩が水によって溶かされ空洞ができ、地面が陥没するという現象だ。
2010年、グアテマラ市で突如として地面が陥没し、巨大なシンクホールが現れた。
この穴のちょうど真上にあった3階建ての工場が穴に飲み込まれ、少なくとも15名が亡くなった。
幅20メートル、深さ30メートルもある巨大な穴が市街地のど真ん中に現れた。
・ダイセッタシンクホール
アメリカ・テキサス州のダイセッタという町に突如現れたシンクホール。
発生当初は直径6メートルほどの穴だったが、その翌日までに幅274メートル、深さ80メートルにまで広がった。
この一帯では石油や天然ガスの採掘が行われており、それが陥没の原因になったのではないかと言われている。
・サリサリニャーマ
ベネズエラのギアナ高地にあるサリサリナマのシンクホールは4つあり、高さは15から25メートル、穴の上は森に囲まれている。
最も大きなシンクホールの、シマ・ハンボールディッドは
幅352メートル、深さが314メートルもある。
もし、東京タワーがこの穴に入ったら、これくらいしか見えないくらい深い。
・モンティセロダム
アメリカ・カリフォルニア州にあるモンティセロダムには世界で最も巨大なダム排水穴がある。
この排水穴はグローリーホールと呼ばれるもので、ダムのたまり過ぎた水を排水するための穴である。
直径22メートルあり、水面に開いた巨大な穴から水が吸い込まれる様子は見る人になんとも言えない恐怖を与える。
・キンバリーの巨大穴
南アフリカ共和国・キンバリーにある巨大穴はダイヤモンドの露天採鉱である。
実は、この穴は機械などを使わず人力で掘られている。また、人力で掘った穴の中でも最も大きいとされている。
その大きさは幅463メートル、深さは240メートル。
ダイヤモンドを求めてたくさんの人が訪れ採掘したこの穴は人間の欲の深さを表しているともいえる。
・ミールヌイダイヤモンド鉱山
Êàðüåð Ìèð. Çäåñü äîáûâàþò àëìàçû. Ãëóáèíà 525 ìåòðîâ!
シベリアにあるミールヌイダイヤモンド鉱山はアメリカのビングハム・キャニオン鉱山に次ぎ、世界で2番目に大きな採掘穴である。
この巨大な採掘穴はダイヤモンドを採掘するために掘られたもので、深さ525メートル直径1250メートルもある。
この巨大な穴の上空では下降気流が発生するため、上空をヘリなどで飛行することが禁じられている。
・ビンガム・キャニオン
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アメリカ・ユタ州のソルトレイクシティにあるビンガム・キャニオン鉱山にある超巨大穴。
この穴は金、銀、銅などを採掘するために1907年から掘られ始めたものだ。
深さは970メートル、幅は4キロメートルにも及ぶ。その凄まじい大きさは宇宙からでも確認できるほどである。
・グレートブルーホール
グレートブルーホールはユカタン半島の東、中央アメリカのベリーズの海の中にある。
この穴は、直径313メートル、深さは124メートルもある。
もともと、鍾乳洞だったものが、海に沈んだためにできたと言われている。
周りにはサンゴ礁が多くあり、海も綺麗なため多くのダイバーが訪れる聖地にもなっている。
・悪魔の穴
アメリカ・テキサス州には、100年以上前に発見された悪魔の穴と呼ばれる巨大な穴がある。
この穴の開口部は15メートルほどだが、深さは121メートルもある。
また、この穴には世界最大規模のメキシコオヒキコウモリの群れが住んでおり、その数はなんと300万匹にも及ぶ。
巨大な悪魔の口のような穴の周りを、コウモリが飛び交う様子はまさに「悪魔の穴」と呼ぶにふさわしい。
・地獄の門
トルクメニスタン・ダルヴァサにあるこの穴は、まるで地獄の入り口のような見た目のため“地獄の門”と呼ばれている。
1971年、ソ連の地質学者が地盤のボーリング調査をしている最中、天然ガスが噴出しているのを発見した。
しかし、この地盤で落盤事故が起き、直径230メートルもの穴が出現し、多くのガスが放出された。
これらの天然ガスや有毒ガスなどを空気中に放出させないように、地質学者によって火がつけられた。
当初2・3日で鎮火する予定であったが、その後43年間燃え続けている。
未だにガスが表出し続けている為、いつ鎮火するのか推測できない。