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聞くとモヤモヤする 皮肉すぎな話5選

5、校長先生の頼み事

イギリス人のデビット・イングハムさんは、12歳の時に成績不振のため、通っていた名門中学校を退学させられてしまう。

 

その後、デビットさんは普通の中学校に行ったのち、美術学校を卒業し、美術教師として32年勤め上げた。

 

デビットさんが67歳になったとき、退学させられた名門中学校から、ある依頼が舞い込んだ。

 

それは先代の校長先生の自画像を描いて欲しいというものだった。

 

その先代校長というのが、デビットさんを退学にした校長先生だったそうだ。なんともモヤモヤする話だな。

 

4、チャールズダーウィン

ダーウィンといえば、「種の起源」の作者で遺伝や進化について調べていた論理的な男だ。

 

現在では自分のいとこなど近い血縁にある者同士の血痕には遺伝子的な異常が通常の2倍になると言われている。

 

しかし、遺伝について調べていたダーウィンの奥さんであるエマは彼のいとこだった。

 

遺伝子など生物について調べていた彼だが、このような遺伝的リスクについては把握していなかったようだ。

 

ちなみに、前述したとおり多少のリスクはあるが、いとこ婚自体は法律上問題もなく、世界中どこでも未だに行われている。

 

3、猫とネズミ

ネズミにとって猫は天敵とも言える存在で、ネズミはいつも猫の脅威から逃げ回っている。

 

2008年、カナダ・トロントではこの立場が逆転する恐ろしい出来事が起きた。

 

トロントのとある動物保護施設に火災が起きて100匹以上の猫と3匹の犬が死亡してしまったのだ。

 

消防署の後の調査で、この火事の原因は、ネズミが施設内の電線を噛みちぎったことだったことが判明した。

 

皮肉なことに猫たちは、いつもは捕食しているネズミたちのせいで、火事に巻き込まれてしまった、ということだ。

 

2、セーター

私たちが着ているウールのセーターは羊の毛からできている。

 

毛が豊富に生えている羊たちの毛を刈らせてもらい、その恩恵にあずかっている。

 

この小さい子羊は、双子で生まれた。親は双子両方の面倒を看ることができずにこの仔羊を捨てたようだった。

 

そのため、人間によって保護されたのだが、まだ毛が生えそろっておらず、母親から離れて生きていくのは困難であった。

 

そこで、ボランティアの人が子供用のセーターを持ってきて、この仔羊に着せてあげた。

 

すると彼はそのセーターをとても気に入り、ずっと身に着けていた。もちろんセーターはウールで出来ていた。

 

1、ジョギング

1977年、ジム・フィックスさんという男性が「奇蹟のジョギング」という本を出版し、ベストセラーとなった。

 

その本は、100キロ近くまで太ってしまった彼が、ジョギングで痩せて健康な体になった方法をまとめたものだった。

 

この本が流行ったことで多くの人がジョギングを始め、ジョギングブームが巻き起こることになる。

 

彼自身も毎日15キロのジョギングを日課にして、毎日を健康的に過ごしていた。

 

しかし、彼が52に歳になったある日、日課のランニングの途中で心筋梗塞を起こして亡くなってしまった。

 

ジョギングは歩くよりも心拍数が高くなるので、体調によっては心臓に負担がかかり、心筋梗塞などを引き起こす危険があるそうだ。

 

ジョギング健康法を提唱した人が、ジョギング中に亡くなるなんて皮肉すぎる話だな。

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