1、記憶力トレーニング
まず、最初のトレーニングは9つの画像を20秒間見て覚えるというものです。順番は問いません。
ただし、答え合わせは2分後に行いますので、それまで覚えておく必要があります。
それでは、画像を表示しますので覚えてくださいね。よーいスタート!
はい。20秒経ちましたので終わりです。
では次のトレーニングの後に答え合わせをします。
2、指の体操
次は手を使ったトレーニングです。両手を出してみてください。
右手でピースサインを、次に左手でOKサインを作ってみましょう。
次は左手でピースサインを、そして右手はOKサインに変えましょう。
まずは、これを片手ずつ5回やってみましょう。
右手をピース、左手をOK、右手をOK、左手をピース、右手をピース。
簡単すぎましたか?次はこの入れ替えを両手同時にやってみましょう。
では10秒間やってみましょう。
どうでしたか?意外と難しかったのではないでしょうか?
このトレーニングは注意力を鍛え、作業を切り替える能力を発達させてくれる効果があります。
1問目の答え合わせ
はい、それでは一問目の答え合わせをしていきます。
覚えているものを文字で書き出してみてください。
こちらが答えです。意外と覚えられないものですよね。
1つ、2つしか覚えられていないという方は、脳が衰えているといえますので、トレーニングを繰り返し行いましょう。
3、色識別
まずは、この画像をご覧ください。色のついた漢字が並んでいますね。
これらの漢字を左上からひとつずつ声に出して読み上げていきましょう
ただし、漢字を読むのではなく「漢字の色の名前」を声に出していきます。
例えば、この場合は「赤」です。
この場合は「青」です。
制限時間は30秒です。すべての色を音読できるか挑戦してみてください。
いかがでしたか?
このトレーニングでは「文字がもつ色の意味」と「見た目の色」というの2つの情報を、瞬時に判断する力が養われます。
アルツハイマー病の予防、集中力アップと脳内での情報伝達速度の向上に効果的です。
4、シュルテテーブル
5×5のマス目の表に1~25までの数字がランダムに記載されています。
この表の真ん中にある19という数字に集中してください。
その状態で数字の1から順に見つけていってください。
19から目をそらしてはいけませんよ。
それでは、30秒の間にクリアできるかやってみましょう。それではスタート!
いかがでしたか?できなかった人は、少し脳が衰えているかもしれません。
しかし、このトレーニングを繰り返し行うことで脳は活性化されますのでご安心ください。
脳の情報処理のスピードが早められ、周辺視野の発達を促してくれます。
自分で行う場合には5×5のマスにランダムな数字を書いて挑戦してみましょう。
5、両手同時筆記
このトレーニングには2枚の紙と2本のボールペンなどの筆記用具が必要になります。なければ書くふりでもOKです。
準備ができたら、右手で丸、左手で三角を同時に書いてみましょう。
片手ずつなら簡単なのに両手同時にやるとなると、すごく難しいですよね。
このトレーニングを行うと、右脳と左脳が同時に使われます。
そうすると、複数の仕事を同時進行するマルチタスク能力が向上する効果が期待できます。
以上が脳を活性化し若返らせるトレーニングです。
普段の生活の中でも脳トレになることを行うことが出来ます。最後にそれをご紹介して終わりにしますね。
1、筆記や食事、歯磨きなどの習慣的行為を利き手でないほうの手で行いましょう。
2、仕事場や、いきつけのお店などへ向かう際の道順をいつもと違う道順で行ってみましょう。
3、テレビを見ている時にミュートにしてジャスチャーや表情などからなんと言っているか想像してみましょう。
今回のトレーニングは認知症予防にもとても効果的ですので、高齢の方にもおススメしてあげてください。
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