・デュランゴ大量虐殺
メキシコ北西に位置するデュランゴ市で2011年、麻薬カルテルによる抗争が発生した。
その年だけでも340人の遺体が発見され、町中に遺体が散乱した。
市内の車の修理工場の近くでは89もの遺体が発見された。この付近での戦闘の惨状を物語っている。
このデュランゴ市での暴動には「世界一危険な麻薬カルテル」と言われているロス・セタスが関与していると言われている。
・2011年モントレイカジノ襲撃事件
2011年8月、ヌエボリオンにあるロイヤルカジノでの出来事だ。
カジノの入り口に、麻薬カルテルのメンバーらが乗車した4台の車が停車し、自動小銃を乱射。
さらに、ビルの前に何リットルものガソリンをまき散らし放火。
この火災により中に居た人々はパニックになり、結果、52人もの一般市民の死者がでた。死者の大半が女性であった。
このカジノのオーナーにロス・セタスがみかじめ料を要求していたが、オーナーは支払いを拒否。
そのため、ロス・セタスのメンバーがカジノオーナーを脅す為に、この事件を起こした。
・ヌエボ・ラレド大量虐殺
20112年4月、メキシコのヌエボ・ラレド市でロス・セタスのメンバーとみられる14人のバラバラ遺体が、放置車両の中から発見された。
これはロス・セタスと敵対するシナロア・カルテルというドラッグ組織の仕業と言われている。
さらに、この残忍な殺人は他のライバル組織を脅す為の見せしめにもするつもりだったようである。
14人の死体発見から数週間後、さらに23人の遺体が発見される。
そのうち9人の遺体は橋の上から首に縄を掛けられ吊るされていた。ヌエボ・ラレドの市民を震え上がらせた。
その他14人の遺体は、首が切られ、保冷ボックスに詰められた状態で発見されたという。
・ヒューゴ・ヘルナンデス殺人事件
2010年、ソノラ市で26歳のヒューゴ・ヘルナンデスが誘拐された。
一週間後、彼は北部のロス・モチスという町で遺体となって発見された。
彼の体は7つにバラバラにされており、彼の胴体部分、腕、足、頭部などの部分は、それぞれブラスチック箱に入れられて発見された。
恐ろしいことに彼の顔面の皮膚ははがされ、頭部はサッカーボールのように縫われていた。
これはフアレスという麻薬カルテルが、脅迫目的でやったと言われている。
・ヘスース・アーネスト・チャベス・カスティロ
カスティロはたった一人の暗殺隊である。彼はバリオ・アステカという麻薬カルテルの為に800人以上を殺害した。
彼はもっと殺害していると言っているが、その人数が多すぎるため本人自身も把握しきれていないのが実情である。
ボスに好印象を与えるために、彼は殺した人々の首を切り取ったと証言している。
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