緑黄色野菜を色鮮やかにする

重曹で出来ることは掃除だけではありません。野菜の発色を良くしたい場合にも、重曹は使えます。
食用の重曹を沸騰したお湯に1つまみ入れて、野菜をサッと茹ででください。
重曹は加熱すると、炭酸ナトリウムになるのですが、この効果で緑黄色野菜を色鮮やかにすることが出来るのです。
みなさんごきげんよう。メイです。
重曹って万能なんですね。続きを一緒に見てみましょう!
肉や豆を柔らかくする

肉を柔らかくしたい場合も重曹を使いましょう。
重曹が、食材に含まれているタンパク質を分解し、水を染み込ませやすくすることで柔らかくなります。
ビニール袋に肉と重曹水を入れ、一晩冷蔵庫に寝かせるだけです。
また、同じタンパク質が豊富な豆を煮る時にも重曹を使うと、柔らかく仕上げることが出来ます。
山菜のアク抜き

山菜はアクが多く、アク抜きをするためには、山菜の繊維を柔らかくする必要があります。
山菜の繊維に重曹のアルカリ成分が働きかけ、繊維を柔らかくすることで、アクが抜けやすくなります。
今回はワラビのアク抜き方法をご紹介します。
大きめの鍋に水を入れ、沸騰したら食用の重曹を水1ℓに対し小さじ1杯入れます。
粗熱を取ったら、山菜を数時間から一晩放置します。好みの硬さになったら取り出し、水洗いをした後に調理してください。
他の山菜も重曹でアク抜きが出来るので、気になった方は調べてみてくださいね。
ベーキングパウダーとして使う

重曹はベーキングパウダーの成分もあるので「ふくらし粉」として使用できます。
また重曹はアルカリ性の物質なので、酸性の食材と混ぜ合わせれば、ベーキングパウダーを使用しなくても十分膨らみます。
酸性の食材は小麦粉や牛乳、バター、玉子、蜂蜜などです。
ただし重曹を入れすぎると苦味が出るので、レシピにあるベーキングパウダーの量の半分を目安にしてください。
果物のワックス落とし

重曹の研磨作用とアルカリ性の性質を利用して、果物の表面についているワックスや農薬を落とすことが出来ます。
重曹を果物に振り掛け、表面に擦り込む様にこすり、最後に水でしっかり洗い落とせば大丈夫です。
ジャムやお菓子作りなど、皮ごと果物を使いたい時は是非試してみてください。
いかがでしたか?重曹一つで色々な物に使用できるなんて、本当に便利ですよね。
重曹は薬局などでも手軽に購入出来ますので、是非一度お試しくださいね。
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