・モンスタークローゼット
テキサス州ヒューストンで、幼稚園に入る前の指導を行っていた教師とその助手はある出来事をきっかけに職を失った。
4歳児に対して、罰を与える目的で管理人が使用していたロッカーに閉じ込めたのだ。
さらに教師らは電気を消し、「モンスターに食べられちゃうぞ
と脅したという。
4歳児の子供にこのようなことをすれば、とんでもないトラウマを抱えることになるのは、言うまでもない。
・エンドウ豆の上で・・・
この写真は冷凍したエンドウ豆の上に長時間正座した中国人の女子生徒の膝である。
中国の学校では、素行の悪い生徒に教師がこのような罰を与える。
しかも、ただ正座をするわけではない。手を上げさせられ、冷凍エンドウ豆、トウモロコシ、米などの上で長時間の正座を強いられる。
ある中国の少女は、この罰の写真をネットに投稿したことで退学処分にされたそうだ。なんともひどい話である。
・ダッフルバッグ
自閉症の9歳児クリストファー・ベイカーは、クラスで行儀の悪いことをした罰として教師にダッフルバッグに入れられた上に、ヒモできつく縛られた。
クリストファーの母であるサンドラ・ベイカーが、学校に彼を迎えに来た時、バッグの中から息子の声が聞こえ青ざめた。
母サンドラは地域の委員会に苦情を申し入れ、すぐさま調査が行われ教師は懲戒免職となった。
・配慮に欠ける罰
就任して1年目の校長は張り切り過ぎたのか、生徒に対しデリカシーのない罰を与えてしまった。
喧嘩をしているふたりの男子生徒を捕まえ、罰として2つの選択肢を与えた。
一つは停学、もう一つは校庭で15分間手をつないで座るというものだ。
停学になれば内申所に響くため、2人の生徒は泣く泣く後者を選択。
すると他の生徒たちが写真や動画を撮られ拡散。すぐに学校中からからかわれる存在となってしまった。
このデリカシーに欠ける罰はソーシャルメディアで怒りを買い、保護者は校長の更迭を求める事態にまで発展した。
・床でランチ
2008年ニュージャージー州のチャールズサマー小学校での出来事だ。
ある生徒が学生食堂の床につぼの水をこぼしたのを見て、教頭のテレサ・ブラウンが激怒。
水をこぼしていない生徒も含めた5年生15〜16人に10日間、床でランチを食べることを強制した。
しかも、食器を使うことも許されず、ティッシュの上に食事を置かれていたという。
そのうち7人の生徒の親は学校を訴え、およそ5000万円(50万ドル)の和解金を勝ち取った。
・みつ編みを・・・
2009年7歳だったラムヤ・カーモンは注意されても、授業中に三つ編みで遊ぶことをやめなかった。
すると先生は彼女をクラスの皆の前に呼び、はさみを使って彼女のみつ編みのひとつを切り落とした。
彼女の母は直接その教師に直談判に行ったが、誠意のない謝罪をされただけであった。
上層部に訴えることで、なんとかラムヤはクラスを変えてもらい、教師は給与なしの停職処分を受けることになった。
・苦学生に罰
2012年、高校2年生のダイアン・トランは文句のつけようのない優等生であった。
学校は無遅刻無欠席だったが、家族を養うために2つのバイトを掛け持ちするようになってから、少し学校を欠席するようになった。
ダイアンは忙しい日々を過ごす中、結局6ヵ月のうち11日間学校を休んでしまった。
テキサス州の法律では、6ヶ月中10日以上を正当な理由なしで欠席することは許されない。
そのため、11日目の欠席で彼女は24時間拘置され、素行不良の疑いがかけられた。
しかし、真実がすぐに判明し、判事はすぐにそれを取り下げた。
・キティちゃんのバブルガン
2013年ペンシルバニア州の5歳の幼稚園児は、クラスメートをハローキティのバブルガンで撃つぞと脅した。
他愛のない子供のおふざけだが、これを見た教師が「テロの脅威がある」と責めた。
すぐさま、教師がこの女児のバックパックを調べたが、銃は持っていないことが分かった。
その後、女児は10日間の自宅待機を言い渡されたのだった。
・髪型で停学
2012年、高校3年生のパトリック・ゴンザレスは頭の後部にNBA プレーヤーのマット・ボナーの肖像画を描いた髪型で登校。
これが原因で停学となった。日本と違いアメリカの高校は髪型や服装は自由なのだがこれは例外だったようである。
なぜ停学になったかというと、彼の髪型が他の生徒の気をそらしてしまうためだそうだ。
両親と学校が話し合い、結局は髪を丸坊主にすることで停学は解除。
この出来事を聞いたマット・ボナーズが所属するスパーズは、パトリックに無料でプレイオフを観戦できるチケットを送るという粋な計らいをした。
・顔に落書き
アイダホ州で、小学4年生を教えていたサマー・ラースンという教師は、教育のつもりで与えた罰が少しやりすぎだったようである。
国語の授業の際、課題を達成できなかった生徒に、罰として2つの選択肢を与えていた。
一つは、休み時間無し。もう一つは、クラスメートから油性マジックで顔に落書きをされる、というものだ。
休み時間を失いたくない後者を選んだ生徒の顔は油性マジックで書かれた落書きだらけになる。
帰宅した子供の顔を見て、親は当然のごとく、学校に抗議。多数の苦情が来て、すぐにこの罰は中止になった。
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