日本の幽霊と 韓国の幽霊の違い

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・両国の幽霊の定義

 

日本のお隣の国である韓国。文化など日本にとても近いため日本と同じように「幽霊」という存在が信じられています。

 

しかしながら、日本と全く同じという訳ではありません。

 

日本では、化学的には説明できない事象などを、モノや人間、動物など妖怪の仕業として考えられたりします。

 

それに加えて怨念を持ったまま成仏できない人間を幽霊と言い、これらを分けて考えています。

 

しかし、韓国では妖怪や幽霊は全部まとめて「鬼神」といいます。これは中国の考えに近いものと言えるでしょう。

 

また、韓国では人の死を司ると言われている「死神」もお化けの一種と考えられています。

 

日本では「八百万(やおよろず)の神」という考えがあってなんでも神と考えるので、死神もどちらかと言うと神となるので、

 

韓国の「幽霊」の定義は日本より広いようですね。

 

みなさん、こんにちは!最近ブラックピンクにハマってしまっているマインです( *´艸`)

 

そんなわけで今回は日本の幽霊と韓国のお化けについて、比較してみたいと思います。

 

・幽霊の分類

日本では、どういった理由で死んだ人でもひとまとめに「幽霊」と呼ばれます。

 

しかし、韓国にはたくさんの種類の幽霊がいます。

 

たとえば、「ムルキシン」という幽霊がいます。これは溺死した人の幽霊で、生きている人を水の中に引きずり込むと言われています。

 

 

他にもモンダル鬼神は独身のまま死んでしまった男性の幽霊で、

 

「処女鬼神(チョニョキシン)」は処女のまま結婚せずに亡くなってしまった女性の幽霊です。

 

処女鬼神は韓国では最もポピュラーな幽霊で、見た目は黒い長髪に白装束といういかにもお化けという恰好をしているそうです。

 

チョニョキシンやムルキシンは悪霊で、結婚をする人が大嫌いです。

 

そのため、これらの祟りに遭わないようにするために結婚式の前にお祓いをするのが慣例になっているそうです。

 

・あまりしゃべらない

日本の妖怪や幽霊は良く、人に話しかけてきますが韓国の幽霊は、あまり話しかけてはこないそうです。

 

たとえば、韓国で最も有名なお化け、タルギャルキシンという幽霊がいるのですが、

 

この幽霊は、トイレのドアの下から個室の中を覗いてくるだけです。

 

日本ではお岩さんの「うらめしやー」やお菊さんの「1枚足りなぁい」といった名セリフを持つ幽霊が多いのですが

 

韓国の幽霊は、あまりしゃべるということがないようで、そういった名セリフがないようです。

 

このように日本と韓国の幽霊観には違いがあるのですが、最近では日本の都市伝説や怪談が韓国に影響を与えているそうで、

 

少しずつですが韓国にも日本的なお化けが増えている傾向があるそうですよ。

 

夏と言えばお化け!幽霊!ということで皆さんが少しでも涼しくなるよう日本の幽霊と韓国の幽霊について比較してみました。

 

他の国や文化圏と比較して夏休みの自由研究にするのもいいかもしれませんよ( *´艸`)

 

アイディア料はいりませんから、ご安心ください!

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