ワンピースの元ネタにもなった実在の海賊5選



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5、バーソロミュー・ロバーツ

(バーソロミュー・くま)

王下七武海の一人バーソロミュー・くまは身長7メートル近い大男で、いつも手には聖書を持っています。

このバーソロミュー・くまのモデルは18世紀前半の海賊バーソロミュー・ロバーツです。

アフリカ・南アメリカ・カリブ海で海賊行為を繰り返し、40年の短い生涯で400隻以上の船舶を略奪した大航海時代最大の海賊です。

 

ロバーツは手下に厳しい掟を課しましたが、そのことで反発を買うことはありませんでした。

カリスマ的な人格で仲間の信用を勝ち得ていたリーダーでした。

ハンサムでお洒落だったこともありますが、日曜日には海賊行為は行わず、

祈りを捧げ賛美歌を歌うことを奨励する敬虔なクリスチャンだったことも、周りの人を惹きつけた理由の一つです。

 

4、バルバロス・オルチ

(ウルージ)

僧侶のような服装の破戒僧海賊団船長ウルージは16世紀の海賊バルバロス・オルチをモデルとしています。

バルバロス・オルチは地中海で活躍したオスマン・トルコの海賊で、西ヨーロッパでバルバロッサと呼ばれ恐れられた人物です。

バルバロス・オルチはウルージ僧正のように背が高い人物ではありませんでしたが、頑丈な体つきで赤髭を生やし、見るからに強そうな風貌をしていたといいます。

トルコに近いレスボス島に生まれ、当初は地中海の東側で活動していたオルチでしたが、

やがてオスマン・トルコの介入を避けるために活動拠点を地中海の西側に移動し、スペインと対決するようになります。

そして、現在のアルジェリアでスペイン王の討伐を受けてオルチは戦死しました。

オルチは無益な死を望まない人格者として知られていたため、多くの人が彼の死を悼んだといいます。

 

3、アン・ボニー

(ジュエリー・ボニー)

ボニー海賊団船長で「大喰らい」のあだ名を持つジュエリー・ボニーは大食いの女性船長です。

このキャラクターの元になっているのは、18世紀アイルランド出身の女海賊アン・ボニーです。

 

小さい頃アメリカに移り住み、恋人を追ってカリブ海のバハマに渡ったアン・ボニーは有名な海賊ジョン・ラカムと知り合い仲間に加わります。

当時、女性の海賊は認められなかったため男装して海賊船に乗りました。

 

アン・ボニーも乗船していたラカムの海賊船が捉えられたとき、ラカムの手下はほとんど抵抗しませんでした。

というのも酒を飲んで酔っ払っていたからです。

そういう中、アン・ボニーは果敢に戦いましたが、逮捕され裁判で死刑の判決を受けました。

 

しかし、彼女はお腹の中に子供がいると嘘の訴えをして、死刑を延期させることに成功しました。

その後のことはよく分かっていませんが、刑を執行されることなく長生きしたと伝えられています。

 

2、サミュエル・ベラミー

(ベラミー)

ベラミー海賊団船長ベラミーのモデルは18世紀イングランドの海賊サミュエル・ベラミーです。

多くの商船を襲い、その財宝を強奪しましたが、襲った船の船員は寛大に扱う紳士的な人物で「海賊のプリンス」と呼ばれていました。

 

サミュエル・ベラミーが海賊行為を始めたのは1716年で、船の遭難で亡くなったのは翌17年のことです。

海賊としての活動期間は1年にもなりません。

サミュエル・ベラミーはその短い期間に53隻の船を襲って巨万の富を稼いだといいます。

 

1984年に沈没したサミュエル・ベラミーの船「ウィダー号」の残骸が海底で見つかりました。

そこには4.5トンに及ぶ金のほかに、貴重な象牙や銀貨もありました。

現在の価値にすると、金だけで200億円を超える計算になります。

 

1、エドワード・ティーチ

黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)

マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団は、原作者によれば「最も海賊らしいデカくて荒々しくて豪快」なキャラクターです。

 

このマーシャル・D・ティーチの元ネタはエドワード・ティーチというイギリスの海賊です。

 

「黒ひげ」というあだ名で呼ばれたこの海賊は、海賊行為を働くとき、たくさんの剣・ナイフ・ピストルを所持していたといいます。

また、長いひげの先には火をつけた導火線を編みこんでいました。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出てくる海賊のようなイメージです。

それもそのはずです。

現在わたしたちが抱く典型的なカリブ海の海賊のイメージの元になっているのが「黒ひげ」エドワード・ティーチその人だからです。



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