第5位 ツバメの巣
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普通、私たちがみかけるツバメの巣は 泥や木の枝で作られているので、食べることはできません。
食べることができるのはアナツバメの作った巣だけです。
アナツバメの巣は唾液腺から分泌される唾液と羽毛やチリを固めて作られます。
この巣でヒナを育てたアナツバメは、ヒナが巣立つと巣を放棄するので、それを採取し湯でほぐして不純物を取り除き調理します。
食事からではとれない糖質や、免疫力を高めるシアル酸などの栄養を多く含んでいて、古くから健康食品として用いられてきました。
質が最も良いとされるマレーシア産のもので1グラムあたり、およそ500円になります。
第4位 サフラン
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サフランはブイヤベースやパエリアなどには欠かせない香辛料ですが、世界一高い香辛料とも言われています。
その値段は、わずか1グラムで1000円になります。
シナモンが1グラム10円くらいなので、その100倍ということです。
どうして、ここまで高価なのかと言いますと、やはり希少で手間がかかるという事が挙げられます。
サフランは 花に3本ほどしか生えていない柱頭を丁寧に乾燥させ、
それを集めたものが香辛料として使用されます。
この柱頭はとても小さいため、1グラム分となるとサフランの花100本が必要になります。
また、乾燥させるのにも1キロあたり40時間も必要なため、人件費も多くかかります。
これらの理由からサフランは高額な香辛料として取引されているのです。
第3位 白トリュフ
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世界三大珍味の一つに数えられるトリュフ。
トリュフは 地中に生えるキノコで、発生するメカニズムもわかっていないため人工栽培ができません。
なので、非常に高値で取引されています。
トリュフの中でもイタリア・アルバ産の白トリュフは最も高いトリュフと言われています。
その価格は1グラムで1500円前後にもなります。
実は日本でもトリュフは発見されていて、人工栽培に向けて研究が進められています。
いつかは日本国内でもう少し安いトリュフが手に入れられる日が来るかもしれませんね。
第2位 キャビア
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キャビアといえば、世界三大珍味とも言われる超高級食材。
最高グレードとされる ベルーガキャビアは1グラム700円前後で販売されています。
しかし、これをさらに上回るキャビアが存在しています。
それは、「アルマスキャビア」というもので、1グラム当たり3000円以上もする超高級キャビアです。
このキャビアは突然変異によって色素をもたずに生まれたチョウザメからとられたキャビアです。
このチョウザメは世界に数匹しかおらず、とても希少価値が高いため、ここまで高額になっています。
第1位 金箔
![](https://r-dynamite.com/wp-content/uploads/2017/11/きん1-1-300x213.jpg)
金箔も一応、厚生労働省に食品添加物として認められた食品なので、ランキングに入れてみました。
その値段は1グラムで4900円にもなります。
最も 金の値段は変動するので、一概にいくらとは言えませんが、ここ10年は値段が上昇し続けています。
とはいえ、金箔として一般的な使われ方をした場合0.0001グラム程度でしょう。
すると4円くらいになってしまいますが、1グラムあたりで考えれば最も高額な食品と言えます。
そこで疑問なのですが、金の栄養ですよね。
実は金に栄養はありません。
というよりも、人間の胃酸程度では分解できませんので、そのまま排出されてしまいます。
味もしなければ栄養もないなんて、同じ金なら「金のとりから」のほうが断然いいですね。
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