・鼻
ヴィシャル・タッカーは2006年に離婚し、個人的にやりたかったことをしようと決心した。それは鼻の整形手術だ。
彼は多くの手術を受けたのち、最新の手術を受けるためオクラホマ州の優れた整形外科医のもとを訪れた。
手術後目覚めた彼は、とんでもない事実を目の当たりにする。彼の鼻がなくなっていたのだ。
医師がオペ中に彼の鼻が感染症に蝕まれていることに気付いた。過去に行った整形手術で感染したと思われる。
すでにタッカーは麻酔を受けて眠っている状況だったため、医師が独断で感染症のある鼻を取り除くという決断をしたのだそうだ。
・胸
46歳のリンダ・マクドゥーガルは、2002年に非常に進行の早いがんに侵されていると診断された。
医師に両方の乳腺切除手術を行い、化学療法、放射線治療しか残された選択肢は無いと、告げられた。
リンダはすぐさま両方の胸を切除する手術を受けた。手術の翌日、医師は驚きの事実を彼女に打ち明けた。
リンダの診察の結果が別の女性と入れ替わっており、実際のところ彼女はがんではなかった、という事実だ。
・精管切除術
ダニエル・ストーカーは、彼の妻が4人目の子供を妊娠したあと、精管切除術、所謂パイプカット手術を受けることを決心した。
手術中、ダニエルは麻酔をしているにも関わらずひどい痛みを感じ始め、医師に訴えた。
しかし、手術を担当したポール・デワート医師は手術を続行したが、ダニエルが嘔吐して卒倒したため中断した。
その後、彼の片方の睾丸が黒く変色し、2倍の大きさに腫れ上がってしまった。
その結果、彼は両方の睾丸を取り除かなくてはならなくなり、パイプカットどころか睾丸丸ごと失ったのであった。
・足
ウィリー・キングという52歳の男性は、足を切断するためにタンパ・フロリダ病院に担ぎ込まれた。
彼は糖尿病を患っており、それが悪化して足が壊死してしまったためだ。
すぐさま手術が行われ、執刀医が足の切断をしている途中、とんでもないミスに気が付いた。
間違って壊死していない方の足を切断していることに気がついたのである。
すでに、足の筋肉や腱、靭帯を切っているところで、切断を中断できる状態ではなかった。
この間違いは、手術が必要ではない足のほうに切断の準備がされたことが要因であった。病院側は認めている。
その後、ウィリーは手術が必要な足を別の病院で切断し、切断した足に義足をして暮らしている。
・間違った血液型
メキシコ出身で17歳のジェシカ・サンティランは、心臓と肺の移植手術が必要であった。
ようやくドナーが見つかり、心臓と肺の移植手術が行われたが、術後2週間で死亡した。
手術を行ったアメリカのデュークユニバーシティメディカルセンターの医師は手術前にジェシカとドナーの血液型の整合性をとる作業を怠ったのだ。
O型のジェシカにA型のドナーから提供された心臓と肺を移植しため、昏睡状態になった。
手術後に医師が間違いに気づき、彼女と同じ血液型の臓器と交換しようとしたが、彼女は亡くなってしまった。
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