マスク強盗
2009年、20歳のジェリー・ミラーと23歳のマシュー・マクランは、アパート強盗をすることを思いついた。
しかし、急なことだったために、顔を隠すマスクをかぶる代わりに、油性ペンで自身の顔に絵を描き犯行に及んだのだ。
ご存知の通り、油性ペンはすぐに落ちない。警察が彼らを見つけ逮捕するのは、とても簡単だった。
緊張しすぎの強盗
イギリスのこの強盗犯は、緊張しすぎて間抜けなミスをしてしまったようだ。
男は片手に拳銃、もう一方には現金を入れる為のバッグを持ち店内に押し入った。
拳銃で脅された銀行員は、おとなしく70万ポンドの現金を差し出した。
ここまでは上手く行っていた。
バッグに現金を詰め込むよう銀行員に指示し、バッグを手渡そうとして、反対の手に持っていた拳銃を渡してしまったのだ。
間違いに気が付き拳銃を取り戻そうとしたが、時すでに遅し。拳銃は強盗犯に向けられた。
強盗犯は、大慌てで現金も取らずに飛び出し、外にあった銀行員の自転車で逃走した。
逆わらしべ長者
アリゾナ州、フェニックス在住で郵便局に勤めていた、とある20歳の男が間抜けな罪を犯した。
彼は職場の荷物の中から現金を盗もうと物色していたところ、1600万円相当のダイヤモンドを見つけ、盗んだ。
そのダイヤを換金して高価な買い物をする、という事はなく、とんでもないものと交換してしまった。
それはダイヤの8000分の1の価値、2000円分の大麻が入った袋2つだ。
男はダイヤを交換してくれる人を見つけられず、警察にも追われていたため、焦って大麻と交換してしまったのだった。
障害者の強盗
1995年、クラウ・シュミットは拳銃をもって銀行に押し入り、「金を出せ」と脅した。よくある銀行強盗の手口だ。
しかし、銀行員は何か違和感を感じた。現金を入れるバッグは必要なのか強盗犯に聞いたところ、応答がない。
このことから銀行員は、犯人は耳が聞こえない、という事に気が付いた。
銀行員は機転を利かせ防犯アラームを鳴らした。
案の定、シュミットにはアラーム音が聞こえない。結局、警察が来るまで気が付かず、あえなく御用となった。
しかし、捕まったクラウ・シュミットは銀行を相手どり“身体障害者への冒涜”として訴えを起こしたのだった。
銀行強盗の予約
2013年3月23日、アルバート・ベイリーが間抜けな犯罪を思いついた。
もちろん彼は真剣だっただろうが…。
このアイディアのせいで、彼は9年間刑務所で過ごすことになる。
ベイリーは銀行強盗に入る前に、銀行に電話をし「10分後に銀行強盗に入るから10万ドルをバッグに入れて、ロビーの床に置いておけ」と伝えた。
そうすれば彼が到着した時にはお金が用意されているから、カバンを取って帰れば良い。
うん、いいアイディアだ。
当然のように、銀行は警察に通報した。
10分間あれば警官が先回りすることは容易だった。
10分後、ベイリーは銀行に行き、共犯者にカバンを取らせた後、待ち受けていた警官らに逮捕された。
間抜けな窃盗犯
アメリカのある26歳の女性が酒を飲みに、アップルビーズというレストランバーに入った。
通常、酒を注文された際には年齢確認をするのだが、彼女が飲酒できる年齢に見えたため、ウェイトレスは身分証を提示する事を求めなかった。
しかし、この女性は自ら身分証を提示した。この行為がとても間抜けだと言わざるを得ない。
その身分証明書は、ウェイトレスの自身の身分証明書だったのだ。
すぐさまウェイトレスは裏に戻り警察に通報。女性は逮捕された。
どういうことかと言うと、ウェイトレスは少し前にカードや現金の入った財布を盗まれていた。
そう。盗んだのは、この26歳の女で、盗んだ相手が目の前にいることに気付かず、身分証を提示してしまったということだ。
メールで誤爆
2015年10月、アルバン・クロス・ジュニアが1通の間違いメールで2年間の刑務所暮らしとなった。
彼は仮釈放中で保護観察の身であった。つまり何か問題を起こせばすぐさま刑務所に逆戻りということだ。
それにも関わらず、麻薬の売人に送るはずのメールを保護観察官に送ってしまったのだ。
しかも内容が「大麻はあるか?」だった。
これがきっかけで、彼のアパートに立ち入り捜査が行われ、コカインが発見される。
残っていた刑期1年に、コカイン所持による1年が加わり、2年間刑務所に入ることになった。
メールを送る前には2回は見直してから送ったほうが良い。
新紙幣製造
アメリカで流通している最も高額な紙幣は100ドル札だ。
しかし、そんなことは、このマイケル・フーラーは知らないし、関係ないようだ。
フーラーは地元のウォールマートで、自作した「100万ドル札」で買い物をしようとした。
電子レンジ、掃除機など、476ドル分の買い物をし、それを100万ドル札で支払おうとして警察に捕まった。
日本で言えば、「100万円札」を作って、使おうとする、ということだ。
また来るけど何かあったら電話して
2008年シカゴでの出来事だ。18歳のルーバン・ザラーテは車の改造用部品を売る店に強盗に入った。
拳銃を持って店内に入り、店の金全てを出すように要求。しかし一つ問題があった。
現金は金庫の中にありマネージャーのみが開けられるのだが、マネージャーは不在ということだ。
この後の行動が実に間抜けである。ルーバンは「また来る」と言い、自分の携帯番号を従業員に渡して帰った。
そうすればマネージャーが戻った時に彼らがルーベンに連絡してくれると思ったからだ。
当然ながら、従業員が警察に通報。警察からルーベンの携帯に電話が入り、逮捕された。
最近のコメント