5、プチエンジェル事件
これは2003年7月、小学6年生の少女4人が誘拐・監禁されたことから発覚した大規模 少女売春事件です。
当時、無店舗型非合法の未成年デートクラブ「プチエンジェル」を経営していたのが、犯人である29歳の男性。
簡単なアルバイトとして、渋谷や新宿で「カラオケ5,000円、下着の提供10,000円、裸の撮影10,000円」といったチラシで少女たちをスカウト。
男性客に少女たちを斡旋。ビデオ販売も含め、荒稼ぎしていました。
2003年7月13日スカウトした小学6年生4人を、赤坂のウィークリーマンションに連れて行き手錠と目隠しをして逃げられないように監禁。
監禁されてから、3日目の朝。なぜか犯人は少女たちを監禁していたマンションの一室で練炭自殺。その後、少女たちは自力で脱出し、無事に保護されました。
この事件が発覚した当初はマスコミで報道されたので、多くの逮捕者が出るだろうと言われていました。
しかし、顧客名簿のほとんどが偽名であったようで逮捕者が出る事も無く、捜査は打ち切られてしまいました。
独自にこの事件を追っていたフリーライターの、染谷悟さんが殺害されてしまっており、真相は闇の中のままです。
一説には、顧客が医者や弁護士、大物政治家やその秘書、タレントなど多岐に渡ったため もみ消されたとも言われています。
4、坪野鉱泉女性失踪事件
1997年5月5日、富山県氷見市に住む19歳の女性二人が肝試しをするために、ある廃墟に行ったのち失踪しました。
その廃墟は富山県魚津市にあった温泉旅館「坪野鉱泉旅館」というもので1984年に倒産したまま放置されていました。
現在も建物は売却される事無く、廃墟のままとなっていて、北陸随一の肝試しスポットとも呼ばれています。
失踪した二人は友人のポケットベルに「今魚津市にいる」とメッセージを送ったのを最後に行方が分からなくなりました。
警察の捜査も行われましたが発見には至りませんでした。
暴走族の集会場所にも使われていたそうなので、何らかの事件に巻き込まれた可能性もあると言われていますが、真相は不明のままです。
うかつに心霊スポットには立ち寄るべきではない、ということですよね。
3、世田谷一家殺害事件
2000年に東京都世田谷区の一家4人が殺害されるという事件が起きました。
犯人は犯行後、10時間以上もこの家に留まり、冷蔵庫の麦茶2リットルを飲み干し、メロンとアイスクリーム4個までも食べていました。
さらに、1階にあったパソコンを操作し、インターネットにも接続していて、マウスには指紋が残されていました。
それだけではなく、現場には犯人が着ていたトレーナーやユニクロ製の黒いジャンパー、マフラー、帽子、凶器となった柳刃包丁、ハンカチが2枚、韓国製のバッグなどが残されていました。
足跡の分析からは、韓国製のテニスシューズを履いていたことも判明します。
これだけ犯人を特定できそうな遺留品があったので、早期解決が予想されました。
しかし16年経った今でも、犯人逮捕どころか犯行動機でさえも特定できていません。なぜなんでしょうね。
2、北関東連続幼女誘拐殺人事件
1979年から1996年の間に栃木県と群馬県の県境、半径20キロ以内で4件の女児誘拐殺人と1件の女児失踪事件が発生しました。
これらの事件に共通する点は、被害者が4歳から8歳までの子供であったこと。
またそのうちの3つの事件の犯行現場が週末のパチンコ店であるという事。
これらのことから同一犯の可能性が高いと考えられていますが、未だに解決に至っていません。
1990年5月に足利で発生した事件で犯人逮捕に至りましたが、その後のDNA鑑定によって誤認逮捕と発覚。
2009年に容疑者とされていた男性は無罪が確定しています。
それ以外の成果は出ておらず、未だに5つの事件全てが、未解決事件となっています。
1、売春島失踪事件
三重県の伊勢志摩国立公園内にある「渡鹿野島」は、その昔、売春島と呼ばれていました。
1977年に、島の中で多くの家出少女たちが売春させられていたことが発覚したことで、このように呼ばれることとなりました。
1998年11月、その後の売春島の現状を調べようとしていた女性記者が行方不明となる事件が起きました。
女性記者は11月24日午後11時すぎに勤務先を退社した後、行方が分からなくなりました。
退社後にある男性と会っていたという形跡は残されていましたが、目撃者や物的証拠がなく逮捕には至りませんでした。
その男性は1999年2月に東京都港区の女性を監禁したとして逮捕されましたが、裁判では無罪になりました。
これによって、逆に警察が訴えられる事態となり、それ以降この男性に手出しできない状況となり捜査は難航していました。
一説では女性記者が売春婦の入島ルートを調べていたために消された、とも言われていますが定かではありません。
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