5、しっぽ

私たちの祖先は、しっぽを持っていたため、人間の赤ちゃんも2か月目くらいまではしっぽを持っています。
通常であれば、しっぽはその後、体に吸収されてなくなりますが、稀にしっぽをもって生まれる人もいます。
おそらく、遺伝子に残された過去の情報が隔世遺伝したためにしっぽが吸収されずに、そのまま残ると言われています。
切除することもできますが、ただの脂肪種で害はないので、あえてそのままにしておく人もいるそうです。
ちなみに、インドではしっぽを持った子供はヒンズー教の神様の化身として大事に扱われるそうです。
4、プロテウス症候群

プロテウス症候群は今日まで120件のケースしか発見されていない、とても奇妙な症状です。
生まれた時には特に症状は出ていないのですが、成長するにつれその症状が現れ始めます。
症状というのは、体の一部分が異常なまでに成長してしまうというものです。
この症状を持って生まれた人物でもっとも有名な人物は「ジョセフ・メリック
という人です。
彼は見世物小屋で「エレファントマン」として活躍しました。
3、多指症

これは、手や足の指が5よりも多い状態で生まれてくる症状です。
多くの場合は親指の付け根にもう1本多く生えているというものだそうです。
かの豊臣秀吉も、右手の親指が2本あったという記録があり、古くから存在していたことがわかっています。
またブラジルには一家14人全員が多指症という珍しい家族も存在しています。
多くの場合は生まれてすぐに切除することで、普通の生活を送れるようになります。
2、人魚症候群

この症状は10万人に一人の確率で生まれると言われている奇妙な症状で、その名の通り人魚のような足を持っていることが特徴です。
この症状を持って生まれた子供の多くは足を切り離す手術に成功することはなく亡くなってしまうそうです。
これまで、無事に足を切り離し、その後も元気に暮らしている症例は2例しかないそうです。
そのうちの一つがペルーに住むミラグロス・ケロンちゃんです。
手術は成功しましたが、歩けるようになるためのリハビリと腎臓移植が必要で油断はできない状況です。
しかし、ミラグロスちゃんは前向きに治療やリハビリに取り組んでいるそうです。
1、狼男症候群

この症候群は狼男のように、とても毛深い状態で生まれてくるというものです。
インドに住む、サーングリ三姉妹はこの奇病を持って生まれてきました。
原因はわかっておらず、治療には通常の脱毛と同じレーザー脱毛が必要です。
ちなみに、最近生まれた四女も同様の症状を持って生まれました。
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