10、アーリアンブラザーフッド
アーリアンブラザーフッドは、刑務所内の白人受刑者が他の人種の受刑者から身を守るために結成されたギャングです。
アーリアンブラザーフッドは2万人で構成され、これは刑務所に収監されている受刑者の10分の1の人数に値するそうです。
また、刑務所内で起きる殺人事件の30%が彼らによるものと言われています。
9、バリオ・アステカ
バリオ・アステカはテキサス州エル・パソの刑務所内で設立され、ニューメキシコ州、メキシコに渡って活動する麻薬組織です。
メンバーは8千人ほどで構成され、メキシコの麻薬戦争にも関わっているそうです。
武装した兵隊や装甲車、ロケットランチャーなど軍隊顔負けの装備を持っています。
リーダーのエドゥアルド・ラヴェロはFBIから最重要指名手配犯として10万ドルの賞金がかけられていますが、未だに逮捕されていません。
8、クリップス
もともとは1960年代に黒人差別を解消するための市民グループとして結成されました。
しかし、次第に凶悪なギャングへと変化し、LAの2大ギャングの1つと言われています。
現在、アメリカ全土で約3万5千人のメンバーがいるとみられています。
彼らのメンバーは青色のバンダナを左側のポケットに垂らし、メンバーであることをあらわします。
彼らは、これまでに1万5千人を殺したと言われていて、そのうちの一人が有名なラッパーの2パックだと言われています。
7、ブラッズ
クリップスと敵対するLA2大ギャングのもう1つであるブラッズは2万人ほどのメンバーがいます。
LAではブラッズとクリップスによるギャング抗争で、何千人もの市民が巻き込まれて死亡しました。
彼らは血の色の赤色のバンダナをクリップスとは反対の右側のポケットに垂らします。
6、プリメイロ コマンド カピタル(PCC)
ブラジル・サンパウロのギャングで13万人ほどのメンバーがいると言われています。
麻薬売買や身代金狙いの誘拐など、ありとあらゆる犯罪に手を染めているとみられています。
ブラジルで最も巨大な犯罪組織で2012年だけで、取り締まりに関わった警官100人がPCCに殺害されたそうです。
5、カモッラ
構成員数、影響力、経済力、暴力度において、イタリアでもっとも危険なマフィアだと言われています。
他のギャングとは違い、犯罪行為だけでなく、製パンなど一般のビジネスなど多岐にわたるビジネスを収入源にしています。
一般市民へのみかじめ料を要求することが多く、断れば放火や殺人などをして脅迫をすることもあるそうです。
4、ムンギキ
ムンギキはケニアのマフィアで、英国の植民地支配に対抗して戦った国内最大の民族、キクユ族中心の組織です。
彼らは、西洋化に反対する民主主義的な面がありますが、その反面でみかじめ料をとったり、誘拐、強盗などの犯罪にも手を染めています。
ムンギキの数は10万人にも及び、政界などにも支援者がいるため、政治家や警察への暴力と賄賂で地域を牛耳っているそうです。
3、18thストリートギャング
18thストリートギャングはカリフォルニアと中央アメリカに存在する、ヒスパニック系の人種で構成されるギャングです。
3万人からなるこのグループは殺人・集団レイプ・誘拐などの犯罪を起こしています。
ロサンゼルスでは、このギャングの被害に遭う人がいない日はないとも言われています。
2、マラ・サルバトルチャ
このギャンググループはマーラ18のライバルで、アメリカ、メキシコ、エルサルバドル、イギリスなどに存在し、構成員は10万人以上ともいわれています。
彼らの活動は、麻薬密売、銃の不法販売、不法入国、殺人の請負、窃盗などです。
彼らは子供であろうと利用する。10歳の男の子は殺し屋として育てられ、12歳の女の子は売春婦として利用されます。
彼らの多くが活動するホンジュラスは、世界一殺人事件率が高い国となっています。
1、ロス・セタス
元メキシコ陸軍特殊部隊隊長が同僚と部下を引き抜き、ガルフ・カルテルというカルテルの親衛隊を作ったのが、ロス・セタスの始まりです。
そのため、このグループはライフル・対空ミサイル・グレネードランチャー、戦闘ヘリなどを扱う私設軍隊の様相を呈しています。
もともとは用心棒稼業だけを行っていましたが、次第に儲かる麻薬取引に手を染め、今では多くの犯罪に関わっているとみられています。
その一方で組織が肥大化しすぎたためロス・セタス内に多くの派閥ができ、それらの間で内戦が勃発し多くの人が犠牲になっています。
前述のとおり、軍隊顔負けの恐ろしい戦闘力を誇っているため、警察や軍隊でも手を焼いており、世界一凶悪なギャングとして恐れられています。
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