・デカスラ
2014年、東京サマーランドに登場した「デカスラ」は、これまでのウォータースライダーとは一線を画す変わったものだ。
高さ24メートル、コース全長131メートルと、とにかくデカいコースを専用ボートで滑る。
コース中盤にある5階建てビルと同じ高さの「巨大ファンネル」では、上昇と下降を繰り返し、中央の出口に吸い込まれていく。
デカスラは今でも120分待ちになるほど人気のアトラクションなので、時間に余裕を持って行くことをおすすめする。
・超高層スライダー
ブラジルのビーチパークというテーマパークにあるスライダー、その名も「インサーノ」。
「インサーノ」の意味は「狂気の」や「正気でない」といった意味である。
このスライダーの高さは約40メートル、14階建てのビルに匹敵する高さで角度もほぼ垂直だ。
この急斜面を時速100キロの速さで急降下する。地上までの到達時間は約5秒だ。
このスライダーはかつて最も高いスライダーとしてギネスの世界記録を持っていたが現在は3番目に高いスライダーとなっている。
・水中スライダー
ドバイの人工島「パーム・アイランド」にある「ザ・リープオブフェイス」は普通のスライダーとは違う恐怖を味わえる。
ちなみに「ザ・リープオブフェイス」の意味は「妄信」「信じてやってみろ」といった意味だ。
このスライダーは約9階建てのビルと同じ高さ30メートルの高さからほぼ垂直に「サメのいるプール」に向かい、急降下していく。
もちろんサメのプールに直接入るわけではなく、プールの中を通っている透明なチューブの中を通る。
サメのいるプールの中を18メートルの長さに渡って通り抜けて終わりとなる。
・サミットプラメット
フロリダのディズニーワールドにある、スライダー「サミットプラメット」は夢の国にしてはスリリングすぎる。
12階建てのビルに相当する約37メートルの高さから、ほぼ垂直に落下するのだ。
時速は100キロにまで達し、フリーフォールと同じような状態になる。
滑っている本人は見えないが、人が滑るとジャンプ台から水しぶきが上がり本当に人がジャンプしているように見える。
やはり、私たちの夢の国は遊び心を忘れない。
・ザ・スコーピオンテイルスライダー
アメリカ・ウィスコンシン州にある「ノアズアーク」というプールには多くのスライダーがある。
その中でも最も怖いのが「ザ・スコーピオンテイル」だ。
その名の通りサソリの毒で死に直面するようなスライダーだ。
サソリの尾のような形をした長さ120メートルにも及ぶループスライダーで、5秒ほどで下へ到達する。
ループ状になったスライダーの中で急上昇から急降下する感覚は他では味わえない。
・バハマ・ブラスター
アメリカ・テキサス州にある「バハマ・ブラスター」は世界一の傾斜を誇るウォータースライダーだ。
その傾斜は、なんと80度と、ほぼ垂直である。
発射台に、ほぼ立っているのと同じような状態になり、待っていると、合図と共に突如床が抜ける。
そこから、一気に地上まで落下するように滑り落ちる。ほんの一瞬の出来事だ。
・ヴェルクト
アメリカ・カンザス州にあるスライダー「ヴェルクト
これはドイツ語で「気がふれている」や「狂っている」という意味である。
その意味の通り、正気とは思えない高さのウォータースライダーである。その高さななんと52メートル。
これは17階建てのビルに匹敵する高さで、時速も104キロにまで達するという。
52メートルもの高さを誇る、このウォータースライダーはギネスにおいて世界一認定されている。
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