5、親指の爪の横スジ
爪は健康のバロメーターなどと言われることもあるように、爪には体の異変が真っ先に現れます。
爪に横スジが現れたら、爪の生成に必要な栄養が十分に届いていないことを意味します。
親指の爪に横スジが現れた場合は、精神的なストレスを抱えていたり、極度の疲労が原因で血行が悪くなっている可能性が高いです。
爪は一日で約0.1ミリ伸びるので、親指の爪に現れた横スジが爪の付け根から何ミリのところかを見れば、
何日前に精神的ストレスを受けたのか、おおよその判断ができます。
その心当たりのあった出来事は、あなたにストレスを与えている可能性が高いので、避けた方が良いと言えるでしょう。
4、半月
昔ははっきりと見えた爪の白い半月がいつのまにかなくなってしまったということはありませんか。
実は、この半月は新しい爪の芽のようなもので、この半月が成長して新しい爪が形成されます。
新しく生まれたばかりの爪は水分量が多いので、伸びてきた爪よりも白く見えるのです。
この部分が大きい方が健康だと言われていますが、一概にそうとも言えません。
確かに、新陳代謝が良いとこの半月部分が大きくなりますが、食器を手洗いする機会が多い人や、甘皮を良くとる人は
爪の露出している部分が増えて、半月部分が多く出てきていることもあるからです。
また、加齢で代謝が緩やかになることで必然的に少なくなってきます。
ですから、爪の半月部分が少ないから不健康だとは言い切れないのでご安心ください。
3、白い斑点
爪にぷつぷつと白い斑点が現れるということが起きることがあります。
これは爪が伸びる途中で空気が入ってしまったために、できるものです。
原因として考えられるのは、ストレスなどの心理的要因か、亜鉛やカルシウムなどの栄養不足です。
しかし、筋になっている場合と違い、深刻な健康の問題があるというわけではありません。
病気の自覚症状がない限り、あまり気にしなくていいでしょう。
占いの世界では爪の斑点は「幸運の星」と呼ばれ、幸運の前触れと考えられています。
恋愛関係の幸運の前触れは親指に、願望成就は人差し指に斑点が現れるといいます。
爪に白い斑点が現れたら病気を疑うよりも、「幸運の星」だと喜ぶほうが精神的にも良いですね。
2、爪の色
健康な爪はピンク色をしていて、見るからにツヤがあります。もしそうでなかったら病気かもしれません。
爪が白かったら、その原因は肝臓の異変かもしれません。
慢性肝炎や肝硬変などの疑いがあります。
爪が黒くなった場合はホルモン分泌が異常になるアジソン病の可能性があります。
また、動脈硬化で栄養が爪にまで届かない場合、爪の色が黒くなることがあります。
赤い爪は多血症の疑いがあります。多血症とは血液中の赤血球が増えすぎる病気です。
軽いものであれば水分補給で解消しますが、めまい・頭痛・耳鳴りがある場合は医者に掛かる必要があるでしょう。
爪が黄色くなった場合、黄色爪症候群という病気かもしれません。肺に水がたまり、身体がむくむ病気です。
このように、爪の色にはいろいろな病気のサインが隠されているので、何か異変があったら病院に行きましょう。
1、縦線
これは多くの人の爪に現れている症状と言っても良いでしょう。
爪に入った縦線は加齢や疲労の蓄積が元になり現れます。
胃腸が衰えて栄養の吸収が悪くなってきた証拠でもあります。
若いにも関わらず、爪に縦線が見つかったら、ビタミンCや亜鉛が不足している可能性があります。
または爪の水虫である爪白癬である可能性もあります。
白癬菌というカビの一種に感染した皮膚病で、足の爪だけでなく、手の爪に症状が現れることもあります。
放置していると爪がボロボロと崩れてしまいますので、疑わしい場合には皮膚科を受診しましょう。
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