5、幼児遺棄事件
1991年5月、大阪市東淀川区の公園で遊んでいた当時6歳の山川典子ちゃんが行方不明になりました。
その後、東淀川区の隣に位置する守口市にあるマンションの貯水槽で遺体となって発見されています。
典子ちゃんは右頭蓋骨および右手足の骨折、腹部へ複数のひっかき傷、たすき掛けの帯状の内出血と多くのケガを負っていました。
これらのことから、他殺の可能性が高いのは明らかでした。
しかし、初動ではひき逃げとして捜査したために未だに解決していません。
4、シンガポールのマンション
2011年5月16日シンガポールのとあるマンションの貯水槽から死体が発見されました。
この日、水道水が黄色くなったり、泡立っていたり、さらには異物が浮くという現象が起きていました。
そのため、住民から管理者に苦情が入り、水道設備の点検が行われた結果、女性の遺体が貯水槽から発見されたのです。
この女性は、メイドとして働いていたインドネシア人で、水道水に異変が現れた日に男性と口論していたのが目撃されています。
捜査の末、この女性と言い争いをしていた交際相手のバングラディシュ人男性が殺害・遺棄を認め逮捕されました。
マンションの住民たちはこの日、食事やお風呂に水道水を使ってしまっていたそうです。
3、ホテルの貯水槽
2013年1月、21歳でカナダの大学生だったエリサ・ラムさんはアメリカ西海岸へ旅行に出かけました。
ロサンゼルスにあるセシルホテルに宿泊し旅行中、毎日両親に連絡を取っていました。
しかし、チェックアウトするはずの1月31日、両親に連絡もなく消息を絶ってしまいます。
それから2週間後の2月14日、セシルホテルのエレベーター内でエリサの奇妙な行動が記録されています。
それから5日後ホテルに宿泊客から「水道水から悪臭がする」とクレームが入ったそうです。
そこで従業員が屋上の貯水槽を点検したところ、エリサの遺体が発見されました。
屋上に行くためには鍵のついた従業員専用通路を通り、非常用階段を出して上る必要があります。
さらに、貯水槽の蓋は重く、女性の力で開くものではないそうです。
これらのことから明らかに他殺と考えられているが、犯人は未だわからず、エリサさんの奇妙な行動の真相も判明していません。
2、松阪ショッピングセンター・マーム
2008年11月27日三重県松阪市(まつさかし)にあるショッピングセンター・マームの受水槽で死後一か月近く経っているとみられる男性の遺体が発見されました。
受水槽は水道からの水を一度ためておく場所で、そこから施設内の飲食店などに給水していました。
この男性は11月1日頃から行方不明になっており、行方不明になってからすぐに、この受水槽で自殺したと見られています。
27日に発見されてから、ショッピングセンター側は受水槽・給水機・製氷機の洗浄・消毒を行い12月3日には給水を再開。
しかし、利用者たちから非難の声が上がり、受水槽及び全ての給水管、水道設備が交換されることになりました。
約1か月後の1月29日にやっと全ての設備が新品に交換され、営業も再開されました。
秩父貯水槽
通常、心霊スポットというと事件、事故で人が亡くなったあとに、そう言われるようになることが多いでしょう。しかし、この事件は違いました。
1976年のとある日の深夜、埼玉県秩父市に童子堂(どうじどう)というお寺の周辺をタクシーの運転手が走っていると、道端でうずくまっている女性を発見。
夏にも関わらず黒いセーターを着ていた女性に違和感を覚え、戻って声をかけようとしたそうなのですが、その女性はすでに消えていたそうです。
このころから、この周辺で黒いセーターを着た女性の霊が目撃されるようになります。
1年後、女性の霊が出るという噂の場所近辺に「オバケが出る」と書かれた漬物石くらいの石が出現。
この石は転々と場所を変え、幽霊が目撃される場所近くにあった防火用貯水槽の前で落ち着きました。
ある日地元の消防団男性がこの貯水槽を点検のために開けたそうです。
すると中に黒いセーターを着た女性の遺体が浮かんでいたそうです。
警察が遺体を引き上げたところ、女性の顔は原型がわからないくらいドロドロでした。
検死の結果、この女性は21歳で妊娠6か月だったことが判明。
殺人事件として捜査を開始。すぐに元交際相手の男性が逮捕され事件は解決しました。
それ以来、女性の霊も出なくなったそうです。おそらく女性が自分を発見して欲しくて霊となって現れていたのでしょう。
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