1つめの物語
・前世の記憶で自分を殺害した犯人を見つけた少年
シリアのゴラン高原にある小さな村に住む3歳の少年が村の人たちに衝撃的な告白をしました。
それは自分が前世で殺されたことを覚えているという話でした。
最初は誰も少年の話を信じませんでした。
しかし、少年は前世で自分が埋められた場所に村の長老たちを連れ出すことに成功し、自分の話が嘘ではないことを証明しました。
そこには本当に白骨死体が埋まっていたのです。
頭部には鋭利な刃物で切りつけられた傷跡が残っていました。少年の頭にある生まれつきのアザと同じ場所にです。
少年は斧で切りつけられて殺されたと言い、次に斧が捨てられた場所に長老たちを連れて行きました。
すると、そこから凶器となったらしい斧が見つかりました。
少年は長老たちを自分が前世で育った村に連れて行き、前世で名乗っていた名前を教えました。
長老たちがその名前の人物を捜索すると、その人は4年前から行方不明になっているという答えが返ってきました。
さらに驚くべきことに、少年は加害者の名前を覚えていたのです。
そこで加害者の家を訪ねたところ、加害者の男は少年を見て真っ青になりました。
この男を白骨死体が埋められていた場所に連れて行き、凶器の斧を見せると、男は自分が殺害したことを認めたのです。
2つ目の物語
・子供に生まれ変わったパイロット
ジェイムズ・ライニンガーは小さいときから毎晩のように悪夢を見てうなされていました。
悪夢を見るようになったのは、言葉を話せるようになった2歳ごろからです。
何が苦しいのか尋ねると「燃えた飛行機の中に閉じ込められていて、逃げることができない」と答えました。
どうして燃えているのか聞くと「日本軍に撃墜されたから」と言いました。
小さいころから飛行機が好きだったジェイムズは、特に単発プロペラ機コルセア戦闘機が好きでした。
しかもまだ小さいのに航空機については専門家なみの知識を持っていたのです。
ジェイムズの両親は第二次世界大戦に関する資料を調べました。
すると、1945年3月3日米軍航空母艦「ナトマ・ベイ」からコルセア戦闘機に乗って出撃したパイロットがいることがわかりました。
名前はジェイムズ・ヒューストンといい、日本軍に撃墜されて亡くなっていました。
亡くなったヒューストンのお姉さんが生きているのを確認し、一家は彼女のもとに向かいました。
ジェイムズはヒューストンの家族以外は誰も知らないいろいろなことを語りました。
ヒューストンのお姉さんは、50年前亡くなった弟は生まれ変わったと確信しました。
ジェイムズはその後、ヒューストンが撃墜されたとみられる場所に行って、花を捧げました。
それからはジェイムズが前世のことを語ることも少なくなったそうです。
3つ目の物語
・ルーク・リュールマン
5歳になったルークは時々変なことを言ってお母さんを驚かせました。
「熱い。熱すぎる。ここから出ないと死にそう」といった内容です。
またルークは本名のルークではなく、パメラという名前に固執するようになります。
ルークにそのことを尋ねると、彼は「ぼくは昔は女だった。黒い髪で黒い肌のパメラだった」と語るのでした。
ルークは自分がシカゴに住んでいたパメラという女性の生まれ変わりだというのです。
その後、昔シカゴで起きたホテル火災のことを偶然知った母親のエリカさんは驚きました。
1993年にシカゴのパクストンホテル火災で転落死したパメラ・ロビンソンさんに起きた出来事とルークの話が完全に一致していたからです。
ルークはまだ字が読めませんでしたし、人からシカゴのホテル火災の話を聞いた可能性も高くありませんでした。
このことはメディアでも取り上げられました。
あるテレビ番組の中で、ルークは30人の写真の中からパメラさんの顔写真を迷うことなく選びました。
母・エリカさんもまた、パメラさんの家族に連絡してから、ルークの前世がパメラさんだったことを信じるようになりました。
というのも、パメラさんがスティービー・ワンダーの大ファンだったと知ったからです。
ルークもスティービー・ワンダーが大好きだったのです。
どれも、とても奇妙ですが、どう考えても前世の記憶があるとしか思えない出来事でしたね。
ここまで鮮明でなくても、デジャブのような既視感は経験がある人も多いのではないでしょうか?
ぜひ、あなたも奇妙な体験をしていましたらコメントしてくださいね。
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