7、テレビを見る事
北朝鮮国内で見ることが出来るテレビ局は国営のテレビ局のみで、その数はわずか2つだけだ。
これらのテレビ局が流す番組は、北朝鮮の政治思想などのプロパガンダを伝えるものとドラマなどの娯楽番組だ。
これらの国営のチャンネル以外を見ることは違法とされている。
南の韓国国境近くと北の中国国境近くでは、それぞれの国のテレビ電波を受信することができる。
しかし、それらのテレビ番組を見ていた北朝鮮国民たちは逮捕されてしまった。
6、宗教
北朝鮮という国家は国家無神論を掲げており、信仰は自由であるとしている。
それにも関わらず、宗教的集団は国家を脅かす存在として危険視しており、信仰するものを拷問にかける。
韓国の新聞によると、2013年に80人のキリスト教徒が、聖書を持っていたという理由で処刑された。
5、移動
北朝鮮の国民は自由に国内を動いてはならない。
国内の自分がいる地域を出るためにも国内用のパスポートを提示したうえで正当な理由を述べなくてはならない。
それだけではなく、北朝鮮国民の1000人に1人しか車を所有していないという現実がある。
業務用以外の自家用車は、政府の高官達しか乗ることはできず、多くの人は自由に広範囲を移動出来ない。
4、洋画鑑賞
私たちの多くは、アメリカのハリウッド映画や韓流ドラマなど国外のエンターテイメントを楽しむことができる。
しかし、北朝鮮でそれはご法度だ。海外の映画やドラマを見たり売ったりした場合、逮捕されてしまう。
3、国際電話
北朝鮮からでも、中国キャリアの携帯を使うことで海外との通話が可能になる。
一部の北朝鮮国民はこうした中国キャリアの携帯で中国や韓国と通話をしている。
また、中国キャリアの携帯はラインやカカオなどの通話アプリも使えるため、そうした通話アプリから国内へ情報が流れこむ可能性がある。
こうしたことから、2016年、金正恩は国際電話をするもの、中国キャリアの携帯を持つものを厳重に取り締まり処罰を与えるよう、指示している。
2、政府批判
北朝鮮の国民は北朝鮮政府について、少しでも批判するようなことを口にした場合、処罰を受ける。
具体的には「教育キャンプ」というところに送られ、強制労働をさせられる。
さらに、政府への忠誠を誓うためのイデオロギーを徹底的に叩き込まれるのだ。
1、インターネット検索
北朝鮮国内には、社内ネットワークのような限られたインターネットが解放されている。
当然、世界とつながれる普通のインターネット環境は禁止されていて、政府の許可受けたものだけが使用できる。
とはいうものの、パソコンは一般人の給料3か月分でも買えないほど高額なものなので、ほとんどの人は国内ネットすら自由に見られない。
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