10、フロリダ

フロリダと聞いてアメリカしか思い浮かばないとしたら時代遅れと言わざるを得ません。
「フロリダ」はLINEやSNSで、コミュニケーションを中断させるときに使われる言葉です。
「お風呂に入るから離脱する」を短くしたもので、一度覚えると、その便利さに驚くはずです。
9、ニコイチ

関西では二軒の家がくっついた家をニコイチ住宅と呼びますが、若者の間でニコイチは違う意味になります。
それは「2人で1つの親友同士」という意味で使われています。
女子高生の間では、これを漢字で「2娘1」などと表記したりするそうです。
8、絶起(ぜっき)

朝早い時間のSNSでよく使われる若者言葉に「絶起」があります。
朝というヒントでわかるように、「起」は「起きる」を意味します。
起床した時間が遅く、授業やバイトなどに間に合いそうもない「絶望の起床」の短縮が「絶起」です。
この言葉は実際に「絶起」することの多い大学生を中心にじわじわと広まっています。
7、エモい

「エモい」のエモは英語のエモーション、すなわち感情から来ています。
感情を揺さぶる音楽や、キュンとくる歌詞などを形容するときに、この「エモい」が使われます。
元々はロック音楽を説明するときに、グッとくる感動があることを意味していました。
最近では、「その良さをうまく説明できないけれど、なんか良い」というニュアンスで使われることが多くなっています。
6、どちゃくそ

ネットスラング「どちゃくそ」は、「めちゃくちゃ」、「とても」というニュアンスで使われる言葉です。
元々はお笑いコンビの「三四郎」が使っていた言葉で、それがネット住民に受け入れられ、拡散したものです。
ただ、この言葉でしか言い表せない意味があるわけではないので、若い人でも誰もが使う言葉とは言えないかもしれません。
5、じわる

これは、何となく想像ができるのではないでしょうか。
この言葉の意味は、「じわじわと笑いが込み上げてくる」というものです。
若者のあいだでは面白さだけではなく、怖さや嬉しさがあとからやってくるような場合にも、「じわる」が使われています。
4、ワンチャン

ワンチャンという言葉から、犬か王貞治しか思いつかなければ、おっさん・おばさん確定です。
もしくは白い仮面しか思い浮かばないようならYouTubeの見過ぎでしょう。
若者言葉の「ワンチャン」は「ワンチャンス」を短くしたもので、犬のワンチャンとはアクセントの位置も異なります。
可能性がなくはないといった意味で、「たぶん」とか「もしかしたら」の代わりに使われます。
反対に可能性がないときは「ノーチャン」とか「ナイチャン」という言葉が使われます。
3、マ?

ネットでよく使われる言葉は可能な限り省略するのが世界共通の傾向です。
この「マ?」は「マジ?」を省略した2ch掲示板上での表現でしたが、今では若者の間で普通に使われる言葉になりました。
「それマジ?」は「そマ?」、「これマジ?」は「こマ?」といったように省略されます。
2、卍(まんじ)

比較的理解が難しいのは若者言葉の「卍」でしょう。使い方は主に2種類です。
まず、「調子に乗っている」という意味です。「あいつマジ卍。ウザい」という感じです。
もうひとつはテンションが上がった時に、それを表すために使われます。
他に、写真を撮るときの「1+1は?」「ニー」の代わりに使われることもあります。
「卍」といった後の口の形が「ニー」と同じようになることから使われているみたいですね。
1、〇〇み

女子高生のあいだでは「やばみ」、「つらみ」など、形容詞の「い」の代わりに「み」をつけるのが流行っています。
文法的に正しくないのがネットぽくてかわいいからというのが専らの理由です。
「やばい」、「つらい」とはっきり言うよりも間接的で言葉を和らげる働きがあることが好まれています。
今では、この言い方を動詞にも拡張して、たとえば「わかる」を「わかりみ」と変えて、「理解」の意味で使用することもあります。
いかがでしたか?それでは、そろそろマインはフロリダしますね!
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