7、アメリカオオムラサキウニ
アメリカの太平洋側に生息しているアメリカオオムラサキウニというウニは長寿として知られています。

通常のウニの寿命は10年ほどと言われていますが、このアメリカオオムラサキウニは100年以上生きると言われています。
成長するスピードがすごく遅いため、細胞の老化もとても遅くなり、結果として寿命が長くなるのだそうです。
しかも100歳ほどの個体でも生殖機能を失わずにいるため、寿命を迎える寸前まで繁殖が可能です。
6、ガラパゴスゾウガメ
ガラパゴス諸島に生息する固有種であるガラパゴスゾウガメの平均寿命は、100年ほどだと言われています。

この種でこれまでに最も長生きした個体は推定176歳だったと言われています。
長寿の象徴とされるだけあって、かなりの長生きですね。脊椎動物の中でも最も長生きだとされています。
草や葉っぱを食べて育ちますが、体内にたくさんの水分を保持しておけるので1年以上飲まず食わずでも生きていられます。
5、ホッキョククジラ
哺乳類最大の生物であるホッキョククジラは大きいものでは24メートル以上にもなるそうです。
ホッキョククジラの寿命は150年ほどだと言われていて、最も長生きしている個体は210年も生きているのだそうです。

その証拠の1つに、2006年に捕獲されたクジラの体内から1890年代に人間が作った捕鯨用の銛の破片が見つかった出来事があります。
このことから少なくとも110年以上は生きているクジラがいたことは確かです。
もしかすると250年以上生きている個体もいるのではないかと言われています。
250年前というと、日本は江戸時代で葛飾北斎が生まれたくらいの年ですね。

4、アイスランド貝(がい)
アイスランド貝は食用の貝で黒ハマグリ、黒ホンビノスガイなどと呼ばれています。
この貝は動物の中では最も長生きする個体だと言われています。

その平均寿命200年以上で、最も長く生きたアイスランド貝は507歳だったそうです。
この年齢調査は年輪の数と放射性炭素年代測定法で測定されたものなので、信用できるものと考えてもよさそうです。
もしかすると、私たちが食べているものにも100歳以上のものがあるのかもしれないですね。
100歳以上の貝を食べてしまったら、きっと罪悪感がすごいでしょうね。
3、ロブスター
ロブスターの平均的な寿命は100年ほどで、アイスランド貝よりも短いのですが、理論上ロブスターは不老不死だと言われています。
生物は細胞分裂を繰り返していくなかでテロメアという細胞が短くなっていくことで寿命も短くなります。

ロブスターは、テロメアを再生するテロメラーゼを豊富に作り出すことができるので老化しないのだそうです。
ですので理論上は1000年以上でも生きられるのですが、外的要因などで、そこまで生きてはいけないようです。
ロブスターが死ぬ要因の1つは、捕食者たちに襲われて食べられてしまうこと、もう一つは脱皮の失敗です。
ロブスターは脱皮の際に消化器官も完全に生まれ変わるのですが、このときに失敗して死んでしまうことが多いのだそうです。
理論上は死ぬことがないと言っても、成長のための脱皮で死んでしまうというのは悲しいですね。
2、ベニクラゲ
ベニクラゲは1cmにも満たない小さなクラゲです。
ベニクラゲは寿命が長いというより、死ぬことがない不死の生物です。

ベニクラゲはある程度成長して老化をしてくると、ポリプという生まれたての状態に戻ることができるのです。
この若返りを何度も繰り返すので死ぬことがないのです。
もちろん食べられたりすれば死んでしまいますが、それが無ければ何年だって生きていられるのです。
1、ヒドラ
生物は生まれたら、必ず死ぬということは当たり前のことでしょうか?実はそうでもないんです。
無脊椎動物であるヒドラは理想的な環境下にあれば、老いることはなく死ぬこともありません。完全なる不老不死です。
ヒドラの幹細胞は継続的に分裂することができ、その回数にも限りはありません。

そのため体の各所は常に新しい細胞に置き換えられるため老化が無く、死ぬこともないのだそうです。
この生態を解明し、人間にも応用できないかということで今も研究はつづいているそうです。
不老不死、死にたくても死ねないというのは本当に理想なのでしょうか。あなたはどう思いますか?
ぜひ、コメントしてくださいね。
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